ワケありシェアハウス【歌い手】

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‐Shima side‐


志「くろちゃん、寝れたっぽいな」

セ「ああ。起きた時に検査しに行きますか」

志「そうだな」

今出来ることは…… お粥作るか。

志「ご飯作ろ」

セ「わかりました〜」

志「いつも思ってたんだけど、うらたん、だいたいご飯作ってくれるやん？嫌やないんかな」

セ「センラも思ってたんよ。食べ物を見るだけならいいんですかね」

志「とりあえず作るか。お粥は3人分でいいよな。センラはなんか食べるか？」

点滴も用意せねば。どれやったかな。

セ「僕は大丈夫やで。卵にするか？」

志「そだね」


セ「よし、出来た」

う「まーしぃ！センラ！」

どしたんやろ。

志「今行くー！」

寝室に行くと、まふくんが泣いてた。

志「大丈夫か？無理に言わんくてもいいけど、言いたくなったら言ってな？」

そう言いながらまふくんの背中をさする。

ま「怖い……。怖い夢見て、起きたら誰もいなくて……」

セ「大丈夫、どこにもいかへん。絶対家の中におるから」

坂「ん」

志「あ、起きた」

そ「まふ、みんなここにいるよ」

え、そらるさん？起きてたんだ。

ま「ごめんなさい。落ち着きました……」

セ「大丈夫やで。てかあまちゅよう寝てるな〜」

志「検査行かなきゃいけないし、置いてって大丈夫かな」

坂「起こすのは？」

う「バカ、くろが寝てるんだぞ？起こせるかよ」

志「まあ置いてくとして、ご飯食べれる人は食べて病院行きますよ」

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