あの子が好きなら、突き放してよ。【御影玲王】

6 ページ7

親「ねぇ、A？あんた何してんの？仲良くしてる私がバカだった。」


『え…そんな…』


裂「ﾋｯｸﾋｯｸ…Aちゃんごめんね…ごめんね…私のせいでぇ〜ﾆﾔ」


「だから…謝んなくていいのに。裂山は優しいな。」


裂「でも〜本当に私が悪いの〜ﾋｯｸﾋｯｸ

　
　 玲王くん、お願いだからAちゃんと別れないで〜」


「…裂山が言うなら…」



なんだ、みんな


私のこと嫌いじゃん。



















ー放課後ー

裂「あれ？嫌われものじゃ〜ん。どーしたの？」


『…』


裂「おいテメェ、話聞いてんのか！？」


バシッ


『ッ…』


裂「ふふっどんまい♡私に逆らうから“こんな事“になるのよ」


『もういいよ』


裂「そう？じゃあね〜」



痛くない。怖くない。


なのに涙が出て止まらないのは何故なんだろう。



？「ねぇ、君…だいじょーぶ？」

7→←5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す