あの子が好きなら、突き放してよ。【御影玲王】

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※いじめ表現入ります









痛い。苦しい。手から、赤い液体が垂れ流しになる。



いつからか、私は玲王のファンクラブの子にいじめられるようになった。


涙で視界が霞む。


主でいじめてくるのは、裂山という女の子。



裂「あんた、キメェんだよ！

　 消えろ！！」



心が折れそうな言葉を食らっても、赤い液体がどんなに流れようと。


私は大丈夫。玲王がいるから。



















ー次の日ー

私がいつものように玲王と待ち合わせをしていた時のこと。


いつもは5分前くらいにいるのに。


寝坊かな？可愛いなぁ。











ー10分後ー

流石に遅いな。


どうしたんだろ。LINEに何か来てたかな？


そして私はLINEを開く。


あ、昨日メッセージ来てたんだ。


なんだろ…



















…涙を堪えて歩く。

足に冷たい足枷がついたような重い足取りで歩く。









玲王から来たメッセージは短く、そして冷酷にこう書かれていた。









『お前には失望した。もう話しかけるな。』

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