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「カオス」。
今の状況、この言葉がお似合いだろう。
モブ「凪が…Aに告った!?」
モブ「なんでだよ!」
凪「なんでって…好きだったから。」
「お、おい…凪、そいつは…」
凪「もったいないよね、玲王。こんな可愛くて優しい、玲王思いの彼女捨てちゃうなんて。」
「は?」
裂「(何よ何よ。私が玲王くんも凪くんも掻っ攫うつもりだったのにぃ!!
なんか私、空気じゃ…!あ、いいこと思いついた!)」
裂「もう…もういいよっ!!」
モブ「!?」
そう言って裂山が向かったのは屋上。
「まさか…飛び降りる気か!?待て、早まるな裂山!!」
裂「(ま、死なないけど。Aの野郎のせいにしとけば…♡)」
そして玲王、凪くん、私そして裂山は屋上に。
「早まるな!!どうしたんだ?俺でよければ相談乗るから!!」
裂山はフェンスに脚をかける。
裂「もうっ私無理!!」そして飛び降りようとする…「フリ」というのは後々知ることとなる。
裂山の身体が浮く。玲王の叫び声。
私は咄嗟に裂山の手を掴んだ。
『今までの事、全部全部アンタの嘘だって知ってる!!
でも…死なないで!!』
両手で必死に裂山の手を掴む。
『ッ…くうっ…!!』
手が痺れる。肩も脱臼しそう。凪くんも裂山の手を掴んでいる。
気づかなかった。私は半ば身を投げ出している状態だと。
そして。
裂「ふふっバイバイ♡嫌われ者♡」
裂山に思いっきり引っ張られ、私の身は
宙に浮いた。
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わわわ(プロフ) - 羽鶴さん» キャー嬉しい!!嬉しすぎて宇宙まで行ける!ありがとうございます!!励みになります!! (8月13日 10時) (レス) id: 9aa7a850a6 (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - 読んで良かった…コメント中々できなくてごめんなさい!玲王くんの小説も上手いとか本当流石ですわわわさん…。恋愛系もこういう悪女系?もドッッタイプの作品でございます…。凪オチも書けるとか最高すぎないかーーー!!!大好きです! (8月8日 20時) (レス) id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ*(プロフ) - わわわさん» :-) (8月4日 17時) (レス) id: 15ebe7dc43 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - ツバキ*さん» :-) (8月4日 13時) (レス) id: e029d1ca7f (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ*(プロフ) - お、わーちゃんが更新した!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ (7月29日 13時) (レス) id: 15ebe7dc43 (このIDを非表示/違反報告)
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