第壱噺 扉 ページ4
「あっさん、どうだい?!
ー 私の絵は!!」
「ゆーさん……手前、絵は上手い。
ー だがなァ?この絵の悲惨さは何だよ」
「悲劇的だろう?
あっさんの大好きなイノセントデイズも描いてみたんだ。
見給え!」
「……上手いな」
部屋の1室。
机、椅子。
小さな本棚。
服掛け。
部屋の隅には携帯の充電器。
部屋の床にはカーペット。
その上に座る、少女が2人。
1人は楽しげに笑い
もう1人は呆れた様に笑っていた。
穏やかな雰囲気が流れ、1人の少女はハッ!とした様に立ち上がった。
「いけない!喉が乾いて私死にそう」
「死ねばいいンじゃねェか?」
「酷い!!
と言う訳で、そこの自動販売機に行くけれど一緒にどうだい?」
「あ?ついて行くに決まってんだろ」
2人がワイワイと騒ぎつつ、玄関の扉を開けた……ーー。
「おや?」
「はぁ?」
「おや……」
「あ?」
現代双黒と、双黒が出会う瞬間だった。
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花園@中世古 - 更新楽しみにしてます。(*´艸`) (2017年8月10日 23時) (レス) id: 4088b864b6 (このIDを非表示/違反報告)
神谷家長女 - 赤月さん» コメントありがとうございます!ご期待に添えられる様に頑張りますね(笑) (2017年7月30日 16時) (レス) id: f8543846da (このIDを非表示/違反報告)
赤月 - 続きを、楽しみにしてます。 (2017年7月29日 23時) (レス) id: 657a533a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神谷家長女 | 作成日時:2017年7月28日 15時