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ページ10

『岩さん、玲於…………』


{すごい顔だな、おい、(笑)

大丈夫か?}


岩さんがタオルで顔をおもっきり拭く。


『痛い!痛いよ!!!(笑)』


{そう、笑ってろ(笑)}


{Aちゃん、仕事終わったの?}


『うん、終わったよ?』


{俺らも今日はそれどころじゃなくて終わり

玲於とご飯行くからお前もおいで}


『あ、ありがとうございます!』


言葉に甘え岩さんの後ろを玲於と歩く


{大丈夫?}

『ん?』

{亜嵐くんも落ち込んでる。


きっと今日Aちゃんの家にいるよ?}


『なんで、亜嵐が落ち込むの?(笑)

バレたから?(笑)』

{いや、}


『今は亜嵐の顔見たくないんだ。』

{そっか}


『気ぃ使わせてごめんね?玲於』

{ううん、俺は全然。}


{さぁ!ついた!飲むぞA!!}


『はーい!(笑)

さ、玲於いこう??』


たくさん食べて飲んで私と岩さんは

もうほろ酔い


やだよー酔っ払いなんて言う玲於の頭を


なで回しながらダンスの話をする。


話しも尽きて静かになる。


その空気に耐えれずメニューをひらき


『次なに飲もうっかなーーー。』


{おい、A}


『ん?なぁに?岩さん?焼酎飲むの?』


{違う、聞けA、}


きた、ドキドキするけどだまって岩さんの

顔を見る。


玲於まで固まってる。


{何で泣いてた??}


『え?』


{亜嵐だろ?}


え?いや、なんて繰り返す私


{認めろ。}


そう言われたらまた思い出して涙がでそうになる


{お前が一番きついと思うよ?

あんだけ一緒にいるんだから。


でも亜嵐も結構きてる}


『なんで、』


話そうとする私を止め岩さんは続ける


{俺違うんですって言ってた。

彼女でもなんでもないって}


『え?』


{ここからは二人できちんと話せ?}


だからもう泣くな?

送るから帰ろ?ってご馳走してくれたあげく


玲於と岩さんはタクシーで家まで送ってくれた


{じゃーな!}


『ありがとうございました』

{またねAちゃん}

『うん、またね。』



大丈夫だから。最後に岩さんにそう言われ

岩さんと玲於は帰って行った



あー、泣きすぎた。お風呂入りたいな。


なんて思いながら部屋に向かう。


あれ?電気消えてる?


てことは亜嵐いないのかな?


そう思い部屋に入ると

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白濱萩花 - とても、感動しました。面白かったです。 (2017年11月1日 19時) (レス) id: 79071412cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rion | 作成日時:2016年4月21日 11時

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