男は皆…(笑) ページ9
俯き小さく呟く白夜に追い打ちをかける。
ピクリと肩を動かし銀時を見上げた。
あ「あーん///」
銀「…」
羞恥で顔を真っ赤にして瞳に涙を溜めてた。
言った後悔しそうに口を真一文字にして。
本来ならニヤニヤしながら食べるつもりだった。
食べた後また少しからかってやろうとした。
なのに
あ「…銀時?」
そんな呼び掛けは聞こえず頭のなかでずっと格闘してた。
銀(何なのコイツかわいすぎなんですけど銀さんの息子がケガしそうなんですけど)
銀(このまま私で癒して♡とか言われたら本気で襲っちまうぞコノヤロー!!!!!)
頭のなかでは白夜のそういう姿が思い描かれていた。
あ「銀時ってば!あーん!」
その声でハッとなり白夜を見ると口のなかにぶちこまれた。
銀「ぐふ!」
そのまま頭から布団に戻っていってしまった。
あ「…私のキャラじゃないでしょこういうの。
似合わないんだからもう普通に食べなよ」
箸をそのまま倒れてる銀時の手に握らせるが握ってくれない。
銀「断る…ほら続きだ!」
銀(こんなチャンス二度とねーだろ!!!!)
必死な銀時。
そんな銀時を不思議というか少し引いてる白夜。
最後はやはり白夜が根負けして最後までやった。
頭のなかで、もし白夜と結婚とかしたらこんなことをしてほしいと思った天パであった。
あ「ま、元気そうでよかったわ。
…次からは庇うなんてやめてよね」
苦笑しながらそう言われた。
銀「さァな」
銀時は布団に転び白夜に背中を向ける。
銀「もう食べたんだ。これでおあいこだからもうウジウジすんなよ。もうお前も戻れや」
先程とうって変わってダルそうに手でシッシッとされたのでとりあえず戻ることにした。
あ「じゃあ、おやすみ」
そう言って閉めようとすると
銀「白夜。……ありがとな」
背中を向けられてるので顔は見えない。
検討もつかない。
でもその言葉は嘘じゃないだろうから。
あ「うん、こちらこそニコ」
そう言って戸を閉めた。
銀「ったく、惚れた女護るのは当然だろォが」
そんなカッコいい銀時の言葉を聞くものは誰もいない。
誰もいないからこそ言えたのだから。
ヅ「白夜、銀時どうだった?」
あ「元気そうでした//」
ヅ「む?顔が赤いぞ、さてはお前銀時とにゃんにゃあ「死ねヅラ!!!!!!」
ヅ「ヅラじゃない桂だ!!!!!ぐべらっ!!!!」
白夜が赤かったのは、思いだし照れしただけさ。
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りゅーみん(プロフ) - コメント拝見させていただきました。皆様本当にありがとうございます!嬉しいの嵐です(泣)更新速度は変わらず遅いかもしれませんが頑張りますので今後ともよろしくお願いします!!!! (2021年5月2日 19時) (レス) id: 3fe78f4837 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品を偶然見つけて1から読んで見たのですが、とても面白かったです!!!ホントに作者さんは天才だと思います!大好きです← (2020年6月14日 13時) (レス) id: 6b4e68daa0 (このIDを非表示/違反報告)
市村&後平 - 面白かったです!銀時さん!あと……高杉晋助様!恋バナ教えて下さいませーーーーー!! (2018年12月5日 18時) (レス) id: d69687d973 (このIDを非表示/違反報告)
のに - すごく面白かったです!!!次の更新楽しみに待てます (2015年7月2日 18時) (レス) id: ab600aeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - すっごーく面白かったです!!長い間更新されてないようですが、私は応援しますので!更新頑張って下さい(*^^*) (2015年4月19日 20時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りゅーみん | 作成日時:2014年5月26日 23時