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怒られた ページ6

銀「う……」

目が覚めると馴染みある場所だった。

すぐに目が入った。

あ「スースー…」

座りながら寝るという器用な事をしてる白夜を。

長い睫毛が落とす影が何ともいえない。

銀(そおいや)

確か俺は斬られたんだ。

それから…記憶ねェわ。

たぶんあの後誰かが運んでくれたんだろ。

高杉とかだったらやだわー、短男病移りそうだし。

でも白夜はもっと勘弁だ。

何でだァ?

惚れた女にんなマネされるのは男として恥だからに決まってんだろ!!

とりあえず銀時はお腹が空いたので動くことにした。

銀「…痛っ!!!」

思ってたより重症らしい。

その声で閉じられてた白夜の目が開いた。

あ「銀時!!大丈夫!?痛いとこない!?」

そういって銀時のお腹に手を置いてグイッと顔を近付いてきた。

銀「イダダダダ!!!!!!今痛い!!!!!!心配してんのか最後の一撃食らわしたのか!?どっちだ!!!!!!」

あ「あ、ごめん」

慌てすぎて白夜は取り乱してしまっただけ。

そして、そんな風にいつも通りな幼馴染みに安堵した。

あ「よかった…」

俯きながら確かにそう呟く白夜を見た。

その顔は静かに笑ってた。

銀「…ったく、こんな怪我で俺が死ぬわけねーだろ、白夜叉ナメんなよ」

きっと、白夜は責任を感じてるのだろう。

でも感じる必要なんてない。

ただ護りたくて自分が勝手にしたことだから。

あ「3日間も意識がなかった奴を心配しないわけないでしょ!!!」

さっきとうって変わって眉毛を釣り上げ怒る白夜。

銀「マジか」

あ「うん。でもよかった。…あ、お腹空いてるでしょ?はい!」

エスパーか、そう聞きたくなるぐらい気がきいてやがる。

質素。だが量はあった。

どうみても1人分ではない。

銀「これ本当に俺の分か?」

あ「そーよ?」

そうニコニコいって食べるように促される。

高「嘘つくな、そりゃ白夜の分と合わせたやつだろォが」

銀「…チビ」

高「もう一度意識なくさしてやろうか?」

今にも喧嘩しそうな二人を白夜が止めた。

高「てかお前朝ちゃんと食べろって言ったよなァ?」

睨まれた。

銀「やっぱりお前の分もあんじゃねーか。しょうもねェ嘘つくな」

飽きられた。

あ「…ちゃんと食べてね」

そそくさと部屋を出た。


銀・高「「ガキか」」



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



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りゅーみん(プロフ) - コメント拝見させていただきました。皆様本当にありがとうございます!嬉しいの嵐です(泣)更新速度は変わらず遅いかもしれませんが頑張りますので今後ともよろしくお願いします!!!! (2021年5月2日 19時) (レス) id: 3fe78f4837 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品を偶然見つけて1から読んで見たのですが、とても面白かったです!!!ホントに作者さんは天才だと思います!大好きです←  (2020年6月14日 13時) (レス) id: 6b4e68daa0 (このIDを非表示/違反報告)
市村&後平 - 面白かったです!銀時さん!あと……高杉晋助様!恋バナ教えて下さいませーーーーー!! (2018年12月5日 18時) (レス) id: d69687d973 (このIDを非表示/違反報告)
のに - すごく面白かったです!!!次の更新楽しみに待てます (2015年7月2日 18時) (レス) id: ab600aeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - すっごーく面白かったです!!長い間更新されてないようですが、私は応援しますので!更新頑張って下さい(*^^*) (2015年4月19日 20時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りゅーみん | 作成日時:2014年5月26日 23時

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