２４！ (ページ22)

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18時ページ22

ウィラと食事を終えた私は、途中で別れてシャワーを浴びた。
曇ったガラスをタオルで拭いて覗き込むと、特に睫毛が長い訳でもない目が大きい訳でもない何の変哲もないただの女が現れる。
ああ、もう化粧は取れたみたいだ。

よかった、と思いつつももう女の子が終わったんだなと思うと少し寂しく感じる。

けれど、勿論私が女らしい女になれないことは十分理解してるのでそんなことを気にする必要は無い。私はただ、私らしくいればいいだけだ。
私は女らしくなくてもいい、女子を守れるようなただいい人間でありたいだけ。

…なんて思ってみたけど、やっぱり女の子でありたい気持ちはどうしても治まらないのでこれを考えるのはやめた。

気を紛らわそう、と日記帳を開けば近くに置いてあったペンを手に取った。
今日のゲームのことでも書こう。ちょっとイライに怒られてしまったから次こそはちゃんとしないとそうメモしないと。もう彼の怒った顔は見たくない。

19時→←17時