【NARUTO】私の好きだった人(カカシ)

滝行 ページ28

ザァァァァァーーー




「ハァァァァァア!!」






こんにちは！
今日は休日を利用して滝行に来ています！




最近のカカシ先輩との掛け合いで…
(自分が)調子に乗ってきたので…。





消えろ！煩悩！滅せよ！雑念！
消えろ！煩悩！滅せよ！雑念！
………×エンドレス






あれ?めっちゃ中二病っぽい発言??




いやいや！
忍びとは堪え忍ぶ者のこと！
ちょっと恥ずかしい発言くらいなんとか…









え？

おかしな方向へ向かってるって？







いや、
方向性は間違っていないはず！


一度、頭をクリアにして…
この勘違い精神を正すのだ！








〜〜滝行終了〜〜






「よし！煩悩が消えた気がする！」


さあ！
さっさと着替えて帰ろう！風邪引いちゃう！






??「…早く着替えないと、風邪引くよ。」



「…はい！分かってますよ！だから、今から着替えようと…」


………………ん？…人？



着物を脱ごうとしていた手を止めて後ろを振り向くと…。



カ「あれ？A、着替えないの??」




「…っカカシ先輩!!!!っなぜここに!?」

煩悩の根元がここに!!





カ「…いやぁね。今日はAが休日だって聞いたんで、一緒にお茶でもと思ったんだけど…
大きな荷物持ってどこか行くみたいだったから、付いてきてみればって、ところかな…」



「………。」

→変換
…今日はAが休日だって聞いて…何やら怪しげな荷物持っていて、信用できないから付いてきたってこと??

(…お茶のくだりは自分に都合が良すぎるのでカット)




カ「…えーと、これからはもう少しAへの押しを強めて行こうと思ってネ。」


→変換
Aへの警戒を強めて行こうと思ってネ。


「………。」


あ、私、終わったんじゃない？
無言で青ざめた顔をしていると…



カ「…うん、Aに全く伝わってないのが分かったよ。」

笑ってるけど、笑っていないカカシ先輩。

ーーーやばい!!怒らせた。




「っあ!!!!」


動揺して、石に足をとられた私。
綺麗にするんと後ろに滑る。




ーーーあ。これ、頭からいくやつ！



私はぎゅっと目をつぶると…









カ「セーフだね。」

見事に倒れる私の下に滑り込み、抱き止めてくれたらしい。


「!!!」



待って心臓に悪い//



「…先輩…助けてくださって…ありがとうございました。これ以上は濡れてしまいますし…離れて頂けると…//」



カ「…いいや。危なっかしいからダメ。」


え、この状態で恥ずか死ねとおっしゃるか。

先輩と近づく→←感じる視線

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す