#平野紫耀の熱愛報道が出ない理由 (ページ8)

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＊ページ8

「紫耀、あがったよー！」

…

いつもなら

『おかえり～!!』

『A～!!』

と手を振るか抱きついてくるのに応答なし

「紫耀…?」

冷蔵庫から水を取り出し飲む

「…?」

「笑、紫耀…」

リビングへ行くとこたつに縮まって寝ている紫耀

紫耀の手元にはスマホがあって青い鳥探しまくったのかな…?

「よ、いしょ」

こたつに入りこみ紫耀の方へ向く

「紫耀…」

紫耀の頬をなで見つめる

もう紫耀は２０歳なんだ…

紫耀が17歳の時私は15歳
その年齢で同居を始めた

17で紫耀は事務所へ入った
(設定)

うん、３年間の同居だもんね

関西へ移るってなった時嬉しそうな反面苦しそうだった

.

.

.

『ただいま～』

「おかえり！」

いつものようにお風呂へ入り

いつものようにご飯を食べた

『A寝よ～』

「はーい！」

ベットにふたりで入りお話会

寝よって言ったのだれよ

『なぁA』

「んー？」

『お、れさジャニーズやってけるんかな…』

『初めてメンバーに会った、そしたらな睨まれてん…
なんやこいつってなんで来たんやって』

『正直怖かってん…、話しかけても…冷たくてな…む、しされる事もあ、ってな…』

だんだんと声が小さくなり途切れ途切れで話す紫耀

『俺…もう分からへんよ…っ…』

「紫耀…」

ゆっくりと抱きしめると腰に手をまわした紫耀

「いつかきっと認めてくれる日が来るから…」

「大丈夫…大丈夫…」

こうやって抱きしめて頭をなでいうことしか出来ない私は無力だなって思った

そして日が経つにつれて

『A！今日じーこがな！！』

『とーまがね！！飴くれてん!!!』

『今日のんちゃんがね！！』

『A！重岡くんが有名なとこのね皮膚科連れてってくれるって！！』

たくさんの人の名前が出てきて

笑顔で教えてくれた

自分のことのように嬉しかった

思い出に浸ってたら眠…

真横にいる紫耀の胸に顔を沈め目を閉じた

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