インタビュー ページ9
そして迎えたインタビュー本番。
当日はまず楽屋に通され『お月見祭』の衣装を身に纏い、そして撮影から始まった。
所謂、グラビアだ。
みんながそれぞれの特性を生かしたかわいくて元気な写真が撮れていたと思う。
光くんは飛び跳ねたり楽しさが伝わるポーズと満点の笑顔。
創くんはあざとく、綺麗な笑顔を見せ。
友也くんは可愛さの中に少年らしさが垣間見えるあどけない表情。
そしてに〜ちゃんは自分の一番の魅力を引き出しつつかわいさを纏った表情。
そして全員集合の写真は手を繋いで跳ねたり、抱き合ったりと仲の良さが直接伝わってくるような、幸せな写真。
雑誌を買おうと心に誓った。
後日社内で反響を呼んだらしく、雑誌に予定のなかったポスターが付いたという程にとても良く撮れていた。
インタビューも練習が功を奏したのか活き活きと答えられていた。
仕事が終わり、ベンチに掛ける皆へ差し入れのドリンクを持っていく。
｢みなさん、お疲れ様です！とっても良かったです！｣
流石に疲れているのか、だらりと座っていた。
｢ありがとうございます…！僕も今日はあんまり噛まなくって…みなさんのお陰です♪｣
｢俺もめっちゃ緊張したけど…スタッフさんたちも優しくて助かった…｣
そう言いつつも手応えを感じているのか掌を見つめていた。
｢また、この衣装着れて楽しかったんだぜ〜！｣
｢うんうん、お前らよくやったな〜練習と見違えてて凄くよかったぞ！｣
感想を話し始めた彼らの目には輝きが溢れていた。
そんな彼らを見ては、やっぱり心が温まり応援できる事が誇らしく感じてしまうのだった。
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作者名：ぽあぷるーじゅ。 | 作成日時：2018年2月12日 13時
