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護られるだけなんて。3 ページ3
「わはは、珍しいな！セナが人といる〜！！なんだなんだ、何の話だ？謀反か？！」
「やあ、久しぶりだね、月永くん。ちょうど今、Knightsに来たライブの依頼の話をしていたんだよ。」
書類をのぞき込まれた。不覚…
ていうか、天祥院これを狙ってたんじゃ…
「ふぅ〜ん…つまり戦争だな！よしセナそうと決まればさっそく準備だ！名曲が生まれるぞ！」
そそくさと食堂を出ていってしまった。
……書類持っていきやがった！
「ちょっと、王様！」
追いかけて食堂を出ようとした時。
「ライブは受理でいいのかな、瀬名くん？あと、チェックメイト。」
「もうなんでもいいよ。チョーうざい！」
走る。あいつ地味に早いっていうか、すぐ行方不明になるから…ああ、もう！
〜♪
中庭の方から歌が聞こえてくる。嫌いじゃない音。間違いない。
聞き間違えるはずがない。
足を向ける。茂みの中に
案の定そこには作曲家がいた。
「ちょっと、王様〜？何勝手に決めちゃってるのぉ？それと日焼けしたらどうするわけぇ？」
黙っていた王様。
ふと、らしくもなく、ポツリという。
「なあ、セナ。俺、Knights抜けるよ」
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作者名：ぽあぷるーじゅ。 | 作成日時：2017年8月13日 16時
