依々恋々 (ページ42)

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武道side

武道｢伊吹さん､､､何やって､､､｣

「なんだこいつ｣「こんな大事な時に､､､｣

そりゃこんな空気にもなる
でも伊吹さんはまっすぐエマちゃんを見ていた
そしてすぐに視線はマイキー君、お爺さんに向いた

伊吹『なぁ、爺さん､､､イザナのこと､知ってたか？』

爺｢､､､あぁ、真一郎が気にしておったからな｣

伊吹『じゃああんたは？爺さん、イザナのこと
家族って受け入れる気なかっただろ？』

爺｢､､､あったさ、真一郎が連れてくるまで待っておった｣

伊吹『､､､意味わかんねー、佐野家って嫌いだわ』

伊吹さんはそのままエマちゃんの前に座り込んだ

伊吹『あの時はあんなこと言って悪かった
イザナを待っててくれてたんだよなぁ､､､

佐野エマ、“そっち“でイザナを頼んだよ
ちゃぁんと話をしてあげてくれ』

伊吹さんはそれだけを言って葬式から立ち去った

爺｢もう少し、イザナを気にかけていれば､､､よかったな｣

万次郎｢､､､うん｣