天使のような君 (ページ7)

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エレベーターが到着して、外に出て少し歩くと、そこには黒い大きな車が止まっていた

ユウタ「忘れ物あった？」

、、、、は？

マーク「うん、ソファの上に落ちてた」

い、い、今、、車の窓から顔を出してこっちを見ているのは、、、

ユウタ、、、、じゃん。

だめ、キャパオーバーで死にそう

今すぐここから抜けないと、

私はただ道を間違えただけなんだから。

「ま、マークさん！

助けてくださって、本当に、本当にありがとうございました。

これからもずっと、、応援してます！」

それだけを勢いよく言い放ち、急いでそこから走り去った

マーク「気をつけてください！」

くるっと振り返ると、こっちを見て手を振ってくれていた

、、、ねぇ、なにこの展開、占ツクなの？

頭でそんなことを思いながら、手を振り返して、走り出した

はぁっ、、、駅に着いて一人でぼーっとしながら頬をつねる

あれは、夢じゃないってことだよね？

待ち受けにしている彼らの画像を見ても実感がない

マーク、、、本当にあんな優しいんだね、、

優しい人ってわかってたけど、私は嬉しくて本当に感動した

これからも遠くから、応援しなきゃ、、