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人通りの少ない住宅街に来た。


阿部「こっちです(笑)」


彼の案内でたどり着いたのは、レトロ感のある木造二階建ての小さなお家だった。


『ここは…?』


阿部「古民家カフェっていうのかな。知り合いがやっているお店で、休日はよくここで過ごすんです(笑)」


扉を開けると、コーヒーのいい香りが漂っていた。


中はとても綺麗で、ガラス製の間接照明が暖かい光で店内のムードを出している。


『こんな素敵なお店があったなんて…』


阿部「僕の隠れ家なんです(笑)」


店主「いらっしゃいませ」


カウンターにいる男性がこちらを見て言う。


黒髪で色白、上品で落ち着いた雰囲気の人だ。


阿部「やぁ、来たよ(笑)」


『こ、こんにちは』


阿部「彼はここの店主(マスター)


まだ若いのに、すごいなぁ。


店主「珍しいね、女の子を連れてくるなんて」


阿部「Aさん。僕の友達(笑)」


『とっ…!?』


友達…!?


阿部「すみません、馴れ馴れしかったですか?」


私は首をぶんぶん振る。


『うう嬉しいです!とても!』


阿部「よかった。どうぞ、座って(笑)」


テーブル席に着く。


阿部「ここはすごく落ち着くんだ。ここに来て本を読んだり、勉強したり、店主と話したりしてゆっくり時間がすぎていく感覚が好き」


『わかります(笑)』


店内を流れる穏やかなジャズが心地良い。


店主「ご注文は?」


『えっと…』


阿部「ここのおすすめは、コーヒーとフレンチトーストのセット(笑)」


『じゃあ、それにします(笑)』


店主「かしこまりました」


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設定タグ:SnowMan , 深澤辰哉 , 目黒蓮   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ayane | 作成日時:2021年9月24日 13時

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