ピアスとリップ ページ30
*
私は仕事帰りに同僚と食事をしている。
同僚「で、どうよ?」
『どうって?』
同僚「目黒くんよ」
『目黒くんが、何?』
同僚「だから、目黒くんともうシたの?」
私はゴホッとむせる。
『ま、まさか、まだそんなところまでいってないよ;』
同僚「え?じゃあどこまでいったのよ」
『ただ食事して、BAR行ったくらい』
同僚「は!?信じらんない!!」
『声がでかいって;』
同僚「あ〜んな色男が何度も何度もアプローチしてまだ食事止まりってあんたね…;」
彼女はハァ、とため息をつく。
『だって…目黒くんみたいな人が私なんか相手にするわけないってずっと思ってたんだもん…』
同僚「でもさ、あの目黒くんがなかなか手を出さないってことは、Aにかなり本気ってことよね」
『そうなのかな…』
同僚「告白は?まだ?」
『それっぽいのはあったけど…まだハッキリとは』
同僚「ふーん、じゃあそろそろね」
『で、でも私…』
同僚「何?まさか他に好きな男でもいんの?」
そのとき、翔太くんの顔が浮かび、私は慌ててかき消す。
『いないいない!嫌いな人ならいるけど!;』
同僚「なんだそりゃ」
『あ、ううん。なんでもない;』
同僚「まぁ、あんな人なかなかいないんだから、逃がしちゃダメよ」
『う、うん』
*
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ayane(プロフ) - 翔亜さん» ありがとうございます! (2020年10月18日 11時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
翔亜(プロフ) - 楽しみにしてます! (2020年10月17日 22時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayane | 作成日時:2020年10月17日 7時