１５話 ページ19
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「これからボマーの所にね・・・」
「会った事はありますの？」
「一度だけ。その時はシャナがいたから、私は戦っていないけど」
「シャナってあの悪魔の事ですの？」
「ええ」
第二刑務所に向かいながら話をしていた
「その悪魔が見当たりませんが、一緒に行動していないんですの？」
「あいつは神出鬼没だからね。協力してくれる時もあれば、してくれない時があるから」
「わたくしとカロンの関係と同じだと思っていましたわ」
「まさか。・・・刑務所が見えてきたわ」
木や岩の影に隠れながら、入り口に近づいていく
門には銃を武装した人が見張りについていた
「どうやって突破する？」
「入れる場所はここしかなさそうですわ。・・・もう少し様子を見ましょう」
数分間、その場で待っていると１台のトラックが門に近づいた
「よう、定期便だ」
「おう、ご苦労さん。でも指定の時間だいぶ遅れてるぜ、どうした？」
「いやー道路が渋滞しててよ・・・」
警備員はトラックから降りると、見張りの人と雑談を始めた
「・・・あれ？これって・・・門は開いていて・・・」
「警備員は雑談中・・・」
「そして、車で視界がさえぎられている・・・。もしかして、絶好のチャンスなのでは？」
刑務所の中に入るには、今しかない
「運も実力のうち、行くしかないですわ？」
ノエルがテラの方を見ると、真剣な目つきで頷いていた
二人は音を立てないように慎重に進んだ
門の中に入り数歩歩いた所で
「ん？」
警備員が声を上げた
だが、二人に見られる前にテラがノエルを引っ張って木の影に隠れた
「なんだ？」
「なんか今、視界の端でなにか動いたような・・・」
「どれどれ・・・」
ガシャン、と銃を構えたような音がした
「(は？)」
続いて、発砲音
「・・・誰もいないみたいだぞ」
「みたいだな。勘違いだったか」
「「(銃ってそんなに発砲するもの でしたっけ・・・？/だっけ・・・？)」」
この刑務所、思ったよりやばい場所なのでは
二人はそう思いながら奥に進んでいった
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
