悪女信者【青葉城西】

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「ねえねえ〜青城のマネのことなんだけどさぁ」

「ああ、あのぶりっ子マネね。」

「そー！その子仕事しないんだって！しかも応援とかww」

「うっわww最低ヤローだねwww」

よく周りの奴らがそんなことを言うが私はそうは思わない。

だって由良は私の友達だし、てか由良はいい子だもの。

もし仕事してなくてもなんらかの理由があるんだと思うよ？？

『(…じゃあそのサポートを私がやればいいじゃん。)』

そうと決まれば早速入部届だすかぁ…

なんて思いながら足を動かし3年のところに向かう。

『あのー、すみませーん。バレー部の主将さんいますかー？』

なんて聞くと男の人が1人やってくる。

男「もしかして及川に用があんのか？告白かww」

なんてケラケラ笑い出すそいつは鬱陶しい。

『(まあ口には出さないけど…)いえ、まあそのオイカワ？って人に用があるんですけど…』

男「ふーん…ま、いいや。及川なら6組にいるよ。」

『ありがとうございます。では、失礼しました。』

お辞儀をし、6組に向かう。

ガララッ

『失礼します。及川先輩っていますか？』

男「及川ー！女子が来てるぞー！」

聞いてみるとなんて声が聞こえオイカワ先輩って人がきた。

その顔を見た瞬間納得した。

『(なるほど…顔がいいから告白って思われてんのか…てか、オイカワってあの有名な及川さんのことだったんだ。)』

なんて思ってると及川さんが口を開く。

及「どうしたの？あ！告白ならここじゃ駄目だね☆移動する？」

喋ると結構な残念さがでていて、内心うわぁ…なんて思いながらも無表情を保ち、話し続ける。

『いえ、告白じゃなくて…バレー部のマネとして入れて欲しいんです。』

そう聞くとすぐに許可がおりた。

及「いいけど、ちゃんと仕事はしてね！」

何を当たり前のこと言ってんだ？なんて思いながらもわかりましたとだけ答え、その場を去った。

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