「全てを治す」「オーバーヒール」2 (ページ5)

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OVER ページ5

「(あの人たちの目的は、分かったわ。まずは、爆豪くんと落ちあわなければ)」

木々の間から見えた、白と赤のツートンカラーの頭。
轟くん。

「轟くん！」
「あっ、先生！」

私は、轟くんが居ることろへ駆け寄った。

「緑谷くん、酷い怪我！」
「それよりも、爆豪が…」
「捕まってしまったのね…。」
「あぁ、いいところに来たな。治崎癒。」
「貴方は、さっきの！」

作り物じゃ無いみたいね。
少し警戒していたら、左腕を掴まれた。
私は、咄嗟に個性を使おうとした。

「おっと、此処で俺の個性に元に戻したら、どうなるか分かってるよな？」
「ーっ！」

コイツ…それを分かって、左腕を！

「そろそろ時間だ。コンプレンクス、本物かどうか見せろ」

ビー玉から出た来たのは、爆豪くんだった。

「かっちゃん！」
「来んな」
「良い、貴方達、着いてきては駄目よ！」

私は、黒い霧に飲み込まれて、ヴィランのアジトへと来てしまった。

「やぁ…治崎先生。あぁ、見れて光栄だ。」
「死柄木…弔……！」
「あの電話以来だなぁ…。お前に、会えること楽しみにしてたよ。」

気色悪い人。