「全てを治す」「オーバーヒール」2 (ページ32)

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OVER ページ32

「て、事で、皆、よろしくね。」
「先生の部屋は！？」
「5階の八百万さんの隣よ。」
「なら、私が案内してあげますわ。」
「八百万さん、ありがとう。」
「俺も荷物運の手伝う。」
「あらあら、ありがとう。轟くん」
「いや、別に……」

生徒に人気なものも楽なもんじゃないわね～。
癒達は、早速、部屋へと向かった。
部屋は、真っ白で、新品の部屋。

「意外と広いのね！」
「テレビとか大丈夫？」
「要らん要らん。今は、携帯があるし大丈夫ですわ！」

「「(何となく、八百万さんと似てる…。)」」

モテる先生は、大変な事で、生徒からは、嫌われること無く、やって来れた。
ただ、非雇用じゃなくなったのは、大変だわ。

しかし、何時かの日に廻と針が逃走させた人物が、バレたら私は、終わりだわ。
たく、本当に、面倒臭い兄だわ。

「あ、先生！」
「あら、どうしたのかしら。」
「壊理ちゃんの事なんですけど…」
「壊理？あぁ、一時的に病院に預けられるらしいわ。個性をコントロールするには、仕方が無いことだわ。」
「お見舞いって、行けますか？」
「ええ、勿論だわ。」