「全てを治す」「オーバーヒール」2 (ページ30)

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OVER ページ30

「君は、才色兼備、秀才で天才、君の頭脳は、ハイスペックも同然。君の能力は、僕でも測り知れないよ。」

──さあ、それは、どうでしょう。

「君は、何が言いたいのかね」
「私は、貴方の云う才色兼備、秀才で天才、ハイスペックは、違います。私は、只、正しい世界や自由が欲しかった為に、勉学に励んだ迄です。私にだって、周りが見えなくなる事も有ります。」

──例えば、100通りのある文字や数字、それを樹立式で何度も何度も

「貴方には、出来ますか？私は、樹立式で成ってます。何度も何度も考えては、捨ての繰り返し。今、此処に居ているのは、とある目的を果たす為です。」
「そうかい。君の謹慎処分は、2ヶ月だね。2ヶ月後、また、戻って来なさい。」
「そんなに長くても、大丈夫ですか？もし、その間に私が、ヴィラン連合に加入したらどうするんですか？」

校長は、「んー」と、少し悩み数秒経つと「君は、ヒーロー科A組の寮の管理者になってもらうよ。」と、告げた。

「2ヶ月の間だけさ。皆も、意義はないだろう？」

校長は、他の先生にも、聞いた。過半数の人が頷いた。
あぁ、嫌だねー。
こんな仕打ちは、初めてだよ。