「全てを治す」「オーバーヒール」2 (ページ14)

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OVER ページ14

後期始業式を終えたあと、職員室に戻る時にビッグ3とあってしまった。

「癒チャンせんせーい！！わぁ！癒チャン先生だぁ！！久しぶりだね！ねぇ！ねぇ！」
「癒チャン先生じゃなくて、治崎先生ね？」
「はぁーい！あ！そうだ！癒チャンせんせー！一緒にA組行こ！！？」
「ぇ…。」
「しゅっぱぁっーつ！！！」

もうこの子は、何度注意しても駄目だわ。
直ってない。
何時か、荒治療しなければと言う使命感に狩られる。

「駄目だ。癒ちゃん、ミリオ、波動さん………帰りたい…。」
「あはははは……」

流石、極度の人見知りだね…。
天喰くん…。

「ね、峰田くんのボー
「波動さん、お喋りはそこまで」
「はぁーい！」
「なんで、治崎先生がいるんですか？」
「彼達の指導者よ。ビッグ3は、強さだけじゃなくカリスマ性や個性をどう磨いて扱えているか、秀才かで私が決めるのよ。まあ、雄英の生徒会だと思ってくれても構いませんわ。インターンの説明を彼らがしてくれるわ。」
「先生なんで来たの！？」
「波動さんが無理矢理ね。」
「癒ちゃんせんせー、かえっちゃやー！！！！」
「せんせー帰りまーすぅぅぅぅうぅぅっ…。」

引き止める波動に教室のドアにしがみつく癒。
びくとも動かない癒の腕に疲れ切り、波動を癒の腕を離した。

「「(先生力強！！！)」」