及川「幼馴染がいつの間にか可愛くなってスクールアイドルをやっていた件について岩ちゃんと会議をします←」【ハイキュー！】

PASTSTORY13 ページ13

A「…ってことなんだけど…」



私はさっきのことを西谷くんに相談した




西谷くんは真剣になって聞いてくれた



A「私…どうしたらいいのかな…？」




私はあはは…とから笑いすると西谷くんはきょとんとした顔で私を見つめた



西谷「お前何に迷ってんの？」



A「えっ…」



西谷「やるかやらないかで迷ってんだろ？

最初からやらないつもりで断る理由を考えてるんじゃないだろ？

だったらやりたいの選べよ！出来るか出来ないかじゃねぇ！

自分がやりたいかだ！！俺はバレーやりたいからバレー部入る！」



西谷くんは胸をどんと叩くとにかっと笑った




西谷「俺、お前のこと応援してるからよ！」




あぁ




なんてまぶしいんだろう




私もこんな風になりたい





A「ありがとう…私、やるよ！…自分を変えるために」


西谷くんは私を見るとそっか、と言って下の校門の方を見つめた



西谷「なら俺が一番のファンだな！」





A「え？」





西谷「Aはアイドルになるんだろ？あんまそういうのわかんねぇけど俺がお前の1番最初のファンだ！」





またまっすぐな視線を私に向けて笑った西谷くん





夕日が後ろで輝いていてまぶしくて直視できなかった





私はまだ影の身




いつか貴方のように





輝けるようになりたいな

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