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ﾁｬﾙﾛｽ「お父上様ご覧下さい！魚人を仕留めましたぇ！！自分で捕ったからタダだえー！ターダ♪ターダ♪タコの奴 隷がタダー♪」
拳銃片手に喜ぶ天竜人
ハチが倒れた絨毯の上に真っ赤な血が広がっていく
「ｯ！」
ﾛｰ「A！」
怒りの閾値を越えたAは席から身を乗り出してしまいローに制止されたが、時既に遅かった
ﾁｬﾙﾛｽ「ぅん？なんだそこの女。生意気な奴だぇ！」
天竜人は銃口をAに向け顔を顰める
その姿にAは自分が招いた自体の重みを自覚した
天竜人「うーん？うーん...」
「ｯ...」
天竜人はAの顔まじまじと見つめる
緊迫した雰囲気の中、Aは密かに腰に差した番傘の柄を握りしめ戦闘に備える
ﾁｬﾙﾛｽ「...ほぉなかなかの美人だぇ。
ん〜...よし！お前も妻に迎えてやるぇ。喜ぶぇ。」
「は？」
しかし天竜人はAの顔を見ても正体には気づかず、予想外の発言に気の抜けた声が出てしまった
ﾛｰ「逃げるぞ。」
反してローは素早くAの腕を掴み刀を構える
ｼｬﾙﾘｱ「チャルロスお兄様！何を仰っているあます！お忘れですか！？その者は"神殺し"あます！！」
ﾛｽﾞﾜｰﾄﾞ聖「早く海軍大将を呼ぶえ！！」
他の天竜人が声を荒らげる
結局正体はバレてしまった
ｼｬﾁ、ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「「キャプテン！！」」
ﾛｰ「ﾁｯ」
ﾍﾞﾎﾟ「どーしよ！どーしよ！どーしよ！！」
絶対絶命
こうなったらもう戦うしかない
覚悟を決めて番傘を引き抜いて構えた時
ﾙﾌｨ「おい。」
「！？」
ルフィがAの横を通り過ぎ天竜人へ近づいていく
ﾁｬﾙﾛｽ「なっ何だえ！？お前もムカつくえ！」
発砲する天竜人にルフィは弾を避けながら一瞬で目の前まで迫った
ﾁｬﾙﾛｽ「なっ！」
ﾛｰ「...麦わら屋？」
「何だ、さっきと様子が違う。」
ルフィは拳をつくり、腕を後ろに大きく引く
「まさか...」
ﾙﾌｨ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお！！！」
ﾄﾞｶｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ！！！
そのまさかだった
ルフィは天竜人を顔面から思いっきり殴り飛ばしたのだ
その姿にAの脳裏にはあの人の言葉が蘇った
━━ ━
ｺﾗｿﾝ「ある土地ではDの一族をこう呼ぶ者達がいるという...」
━━ ━
「神の天敵...」
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作者名：ゆんゆ | 作成日時：2016年10月3日 20時
