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佐久間side
砂木沼「何だこれは……ッ！？」
砂木沼が驚きと痛みでその目を見開く。
砂木沼の腹部には…キラキラと輝きを放つシャンデリアの破片。
かなり鋭利なものだが、まさか本当にあの鋼鉄のような体に刺さるとはな…。
不動にあの作戦を伝えておいて、ホント良かった。
俺が思いついた作戦…
その一、不動が砂木沼を煽り、挑発に乗った砂木沼がグングニルを連発するように仕向ける。
その二、その連発するグングニルを不動が究極幻術を使い、天井にあるシャンデリアに向かって弾く。
その三、弾かれたグングニルによって、シャンデリアが砂木沼めがけて落ちる。
その四、そこを狙って不動の幻で作られた俺が、攻撃を仕掛ける。
その五、俺の幻が攻撃している間に、割れたシャンデリアの破片を回収し砂木沼の背後へと回る。
その六、そして、その破片を俺の銃に装填して砂木沼に撃つ。
物体の圧力は、物体の面積が小さい程大きくなるからな。それを利用した。
でもここまで上手くいくとは思わなかったから、今は心から安堵している。
不動「佐久間ァ！よくやったな！」
佐久間「おう、お前もありがとな！」
いつもは仲が悪く礼など言わないが、今回ばかりは言わせてもらおう。
砂木沼「ぐぬぬ……もう許さぬ！お前たちのような普通の死神に、俺のような亜種が負ける訳にはいかないのだ！」
腹部に深く突き刺さるシャンデリアの破片を抜きながら、砂木沼が叫ぶ。
クソッ！どんだけしぶといんだコイツ！？
砂木沼「俺の最高の技でお前たちを潰すとしよう！……インフィニティ・グングニル！」
砂木沼が天に手を突き上げると天に大きな魔法陣が現れ、そこから無数のグングニルが雨のように降り注いできた。
これがコイツの…いや、亜種の本気！
マズイな…不動は既に力を使い果たし、源田は負傷している…。
つまりは…仲間を守れるのは俺しかいないのだ。
上等だ！これに勝たなきゃアイツに…俺の親友である鬼道に顔向けも出来ないからな！
佐久間「召喚！インフィニティマシンガン！」
俺は空中に今までに出した事のない量のマシンガンを召喚する。
相手が無限で来るならこちらも無限で対抗するのみだ。
佐久間「うおおおおおおッ！！秘技、銃弾流星群！！」
俺の無限に匹敵する銃が、同じく無限と等しく火を噴く。
無限の銃弾は迫るグングニルは打ち消していき、最後に砂木沼の体を貫いた。
砂木沼「馬鹿なァ！？」
何とか勝てたぞ。不動、源田…そして鬼道。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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虹月彩葉(プロフ) - 千さん» カッコいいと言って下さりありがとうございます！ (2020年10月12日 22時) (
レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
千 - バトルシーンカッコいい…！ (2020年10月12日 0時) (レス) id: dac037c662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年9月18日 22時
