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任務 ページ5

「任務任務北北西ノ山ニテ任務アリ」

「ありがとね、雫」

雫は私の鎹鴉。

最近、紫苑ちゃんの任務もこなさなきゃいけなくて、普通に今日で5徹です。

「嵐の呼吸、参ノ型、威風騒乱」

山に入って早速鬼を2体見つけたので倒しておく。

最後の最後まで苦しそうな叫び声を上げて消えていく鬼。

「来世いは鬼になんてならなくて済みますように…」

そのまま山の奥に足を進める。

「グァハハハハハ!

猪突猛進猪突猛進‼」

「ちょっ!

待てって!」

「こら!

いい加減にしないか2人とも!」

鬼じゃない…?

誰かもここに来てたのかな。

私は近くの木に登り、様子を見ることにした。

…3人…?

あれ?

猪が二足歩行してる…?

えっ?

「…誰かいるのか…?」

「ほんとだ…誰かの心音する…」

「グハハ!

俺様の感じゃあ気の上にいるぜっ!」

私と目があう3人。(?)

仕方なくその人たちの元に降り立つ。

「えっと、始めまして」

「あ、嗚呼、始めまして」

「えっ!?

天使!?

えっ!

結婚しよう!?!?」

「お前強いのか!

強いんだな!

俺様と勝負しろ!」

待って待って ?

正常なのは花札の耳飾りした子だけ?

初対面で勝負挑んで来たり求婚してきたりする子に初めて会った…。

「俺は竈門炭治郎だ。

階級は癸。

君は?」

あ、やっぱりまともだこの子。

「えっと、嵐柱・不死川Aです」

私が嵐柱と伝えると、皆フリーズした。

「えぇぇぇ、?

柱!?

明らかに俺達より年下だよね!?」

「12歳だけど…?」

さっきから蒲公英くんテンション高いな…。

「すごいな…」

「お前!

何かピリピリしてやがる!

もわもわもしてるしフワフワもしてやがる!

何隠してんだ!」

待って?

さっきからほわほわとかピリピリとか擬音語だらけだよ。

てか話せたんだ…。

新種の猪なのかな?←

「その、聞きにくいんだけど…君から凄く悲しいっていうか、我慢してるっていうか…辛い?

悩んでる?

そんな匂いがするんだ。

嫌じゃなければ何があったのか話して欲しいんだが…。

怪我してる匂いもする…」

「そのさ、俺も耳が良いんだけど…血の循環音が他の人と違うんだ。

なんというか、その…心音とか脈音とか狂いまくってて…何かあったの…?」

この子達は嗅覚聴覚感覚が優れてるんだ。

「じゃあ、話してもいいかな…?

聞いてくれる?」

私がそう言うと、3人は首を揃えて縦に振った。

過去話→現在進行→←終わりの始まり



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弄月 - 乙音サン…でいいかな?ありがとうございます!受験生なんで、程々に更新頑張りますね! (2020年11月3日 4時) (レス) id: ba98d227a6 (このIDを非表示/違反報告)
乙音(二次創作)と海凪(一次創作)(プロフ) - 最後の、皆の追いかけてる時の心象で泣きそうになりました(´;ω;`)凄いですね!これからも頑張ってください! (2020年11月2日 1時) (レス) id: 1dc2c912d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:泡天 茜 | 作成日時:2020年5月2日 6時

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