終わりの始まり ページ4
私たちはその後、新しい柱、紫苑ちゃんとお話をしていた。
「ふぇぇ！
二つも呼吸が使えるんですか！
尊敬します！」
時々他の人達が顔色を悪くして口元を抑えてるけど、大丈夫だよね？
そして序でにさっきから兄が後ろから殺意の目で見つめてるのも気のせいだよね。
「そんなことないよ〜」
「嵐柱さんは凄いんですね♡」
「紫苑ちゃんも凄いよ！
あとさ、もう同じ柱だから、名前で呼び会おうよ」
「はっ！
じゃ、じゃあ、Aちゃん？」
「うんっ！」
「ねね、Aちゃん！
ちょっといいかなぁ？」
急に呼び出し。
路地裏に来たんだけど、何か聞かれたくないことなのかな？
もしや…蜜璃ちゃんと同じく恋人を見つけに来たとか…！
ならお兄ちゃんは駄目かなー…。
照れ症だし。
宇髄さんは…お嫁さんが3人もいるからね…。
「あー。
ふぅ、化けるのも疲れるわ」
ナヌッ！？
ばける？
狐が狸だったの！？←
それとも河童！？←
「そ、それで、お話って？」
「えー、呼吸が二つも使えるんでしょ？
刀も違うのかなと思って、見せて欲しいの」
なんだ、そんなことかぁ。
「いいよ！
はい！」
何の疑いもせず刀を渡した自分を後に心の中で呪った。
紫苑ちゃんは、私から刀を受け取ると、いきなり自分の手に切り傷をつけた。
「…えぇっ！？
ちょっ！
大丈夫！？
何してるの！？」
心配している私を他所に、いきなり目に涙を浮かべて叫ぶ紫苑ちゃん。
「おいおい派手に叫び声が…ってお前…」
絶望したかのような顔をする宇髄さん。
私は必死に説明しようとするが、完全無視される。
この日から私の鬼殺隊・柱らいふは狂い始めたのだ。
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弄月 - 乙音ｻﾝ…でいいかな？ありがとうございます！受験生なんで、程々に更新頑張りますね！ (2020年11月3日 4時) (
レス) id: ba98d227a6 (このIDを非表示/違反報告)
乙音(二次創作)と海凪(一次創作)(プロフ) - 最後の、皆の追いかけてる時の心象で泣きそうになりました(´；ω；｀)凄いですね！これからも頑張ってください！ (2020年11月2日 1時) (レス) id: 1dc2c912d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡天 茜 | 作成日時：2020年5月2日 6時
