🍓鉢合わせ[60C⇒見守り]-01 ページ7
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つうっと、
背中を流れる汗。
じりじりと容赦のない熱を発している太陽から逃げるように、両手に持ったバケツをその場に置いて木陰へと非難した。背後の木に背中を預けて座り込む。
すぐそばの滝から水の落ちる音。舞い上がった水しぶきが吹く風にのって飛んできて、その涼しさに息をつく。
それでもまだ暑くて、シャツの首元をつまんでバサバサとセルフで風を送る。
……だけど、
「もう……無理。……疲れたし、気持ち悪い」
身体のベトベトと汗臭さに、辟易としてそう口にした。
＊＊＊
どうやらここは、私が元居た世界ではないらしい。
蝦夷森さんだと思っていた人は、ハンジさんという人で、
リヴァイ君だって、リヴァイ君であってそうではない。
私の身体も私ではなく、ヒナコという子のものらしい。
「君がAだというのなら、本来のその身体の持ち主であるヒナコはどこに行ったんだろうね？」
そう言った蝦夷森さんに、私は首を傾げた。
「……お前、どこかに頭でもぶつけたとかじゃねぇだろうな」
私の事を理解してくれたように感じる蝦夷森さんに対して、どうやらリヴァイ君の方は私を疑っているようだ。
「うーん、覚えはないけど……」
言いながら、眉間に皺を寄せている彼の顔をじっと見る。
「あれ？」
と、その時に感じた違和感。
目の前の彼は、リヴァイ君なんだけど、何かが違う。
その違いが何なのかを見極めたくて、じーっと顔を見ながら彼に近づいた。
「……何じろじろ見てやがる」
ずいずいっと近づいた私に対し、若干後ろに引き気味のリヴァイ君は、眉間に皺を寄せ少し不機嫌そうに口にした。
そして、ハッと気づく。
「ああ！分かった！！ちょっと
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いぬぬ - 全シリーズ夢中で読みました。兵長の夢小説沢山ありますが、kokubyakuさんのが1番好きです！ストーリーの展開、台詞回しなどがツボで萌えが止まりませんでした。大感謝です！これからも応援してます！ (2023年3月31日 22時) (
レス) id: f7c95a5120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kokubyaku | 作成日時：2022年9月7日 17時
