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のろのろとバケツに水を汲み、呆然としながら元来た道を倍の時間をかけて帰ると、拠点はざわついていた。
何事だろうと人だかりができている場所まで行ってみる。
中心には、さっき私と鉢合わせた男の人が座っていて、お腹をさすっていた。
「お前、何やらかしたんだよ……」
「い、いや……」
「しっかし、ここ最近はそうでもないと思ってたけど……久しぶりに見たかもな、あんな兵長」
その言葉に気になって、私と同じように近くで見ていた人に「何かあったんですか？」と声をかけてみる。
「それがね、あいつ、誰かに水汲み頼んでたらしいのよね。その兵士の帰りが遅いから様子見て来るって言ってここを離れたんだけど……
帰って来た時は、どうしてだか兵長に担がれて帰ってきてね。兵長、「そいつの目が覚めたら拠点の掃除をさせておけ。いいか、朝までだ」って。そのまま機嫌悪そうにしながらどっか行っちゃって。
何があったのか詳しくは分からないんだけど……朝まで掃除なんて、結構な事やらかさないと言い渡されないから。まあ、だけど、あいつここ最近サボり気味だったし、少し付けあがってたから、良い薬になるでしょ」
と、笑って言った。
それを聞いて、もしかして私の事が何か関係してるのかもと思い、私はリヴァイ君を探した。
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いぬぬ - 全シリーズ夢中で読みました。兵長の夢小説沢山ありますが、kokubyakuさんのが1番好きです！ストーリーの展開、台詞回しなどがツボで萌えが止まりませんでした。大感謝です！これからも応援してます！ (2023年3月31日 22時) (
レス) id: f7c95a5120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kokubyaku | 作成日時：2022年9月7日 17時
