奮闘日記14 ページ15
『ロシナンテ、あれも欲しい』
「分かった分かった、そんなに急ぐと転ぶぞ!」
『そう言うロシナンテが転んでるじゃない』
「い、今のはわざとだ!」
『んふふ、そうね』
町に出れば遠慮なくロシナンテに甘える。
いつもよりたくさん買う私に苦笑い気味だが転びながら私の後についてきてくれている。
『ふぅ、たくさん買ったね』
「買いすぎだ…」
気づけばもう夕方。
私はいつも通りロシナンテが荷物を持ってくれて王宮へと足を進める。
王宮へつけばいつも通り部屋まで荷物を運んでもらう。いつもならそのまま別れるのだが今回は再び首に抱きつき朝と同じ光景へと戻る。
「A…このまま食事場行く気か」
『うん、よろしく』
「何言っても無駄だろうな」
そしてそのまま食事場へ向かう。
ドアを開ければ 今日のAどうした という雰囲気がヒシヒシ伝わってくる。
チラッと目線を若にやればジっとこちらを見つめる瞳がサングラスを通してでも伝わってきた。
しかし、その隣にあのお姫様が座っていた。
女「皆さんお揃いのようですね」
「んねーねー、その子誰ー?」
女「初めましてドンキホーテファミリーの皆様。今日からドフィの婚約者として一員に加わらせて頂きました。」
「【こんやくしゃ?】」
『……』
女「私の事は エイラ とお呼びください、よろしくお願いしますね」
若の隣で可愛らしい笑顔で笑うエイラ。
私はロシナンテの膝の上で若を見つめることしか出来なかった。
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灰色キノコ(プロフ) - 続編を書いて欲しいです! (2017年10月20日 20時) (レス) id: 3d63e53cce (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 続編ぜひ書いてほしいです。ヴィンスモーク家の方の新作も、ものすごく楽しみにしています。 (2017年10月20日 19時) (レス) id: 493e26d2cc (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2017年10月20日 1時) (レス) id: 219aa5a094 (このIDを非表示/違反報告)
楼亜(プロフ) - 猫子さん» この時間に見直して書き直したりしてて猫子さんのおかげで再度気をつけようと思いました…満足していただけるようにこれからも頑張ります! (2017年9月16日 23時) (レス) id: d5768dd44b (このIDを非表示/違反報告)
猫子(プロフ) - 楼亜さん» いえ!こちらこそ気付いていらっしゃったのにわざわざ申し訳ありません汗 これからの投稿も楽しみにしています、頑張ってください!!! (2017年9月16日 23時) (レス) id: 39b70e8246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜藍 | 作成日時:2017年9月10日 1時