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《114》★ ページ21

A「本当はあの時……怖かった。」

いきなり彼女が涙を流すのでどうすればいいのか焦ってしまった。彼女は「気にしないで。」と再度、作り笑いをすると手の甲で涙を拭う。

ヒカル「……僕はもう帰る。」

A「またね!」

急に元気になったのでつい気になり、聞いてしまった。

ヒカル「何で元気なんだ?」

A「明日も来てくれるんでしょ……?」

ヒカル「ああ。」

何故だか見透かされたのでそう答えるしかなかった。

____明日も行くに決まってるじゃないか……!

Aと会えるのは僕が圧倒的に日数が多い。あの二人に負けたくない。
僕は病院から出ると、昼になりかけているのに気付き、寮へ行く前にスワローに寄って行く事にした。SCは残り20000。あまり使いたくないが、食堂へ行っても昼食は作ってくれないだろう。諦めて一番安いケーキでも頼もうかと思う。
神威商店街____古い所だ。木造建築が多い。

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着いた。純喫茶スワロー。扉を開けると「いらっしゃいませ。」という声が聞こえてきた。一番奥にある一人席として区切られているカウンターに腰掛ける。

……高い。一番安いのは……チーズケーキ、か。

う……メニュー見てても相当大きそうなんだが……

店員「お決まりですか?」

ヒカル「あ……このチーズケーキお願いします。」

店員「かしこまりました。」

何分かして予想通り、大きいチーズケーキが出てきた。

何だこれ。いくらなんでも食べきれないだろ……

一人、顔を青くしているのに気付いた店員が眉を寄せて、「いかがなされましたか?」と聞いてくる。

ヒカル「……何でこんなに大きいんですか?」

店員「あまり頼む人がいらっしゃらなくて、材料余ってるんです。だからですよ。」

ヒカル「そうなんですか……」

言いながらフォークに乗せたチーズケーキを口に運んだ。

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____まあ、美味しいと言えば美味しいんだけどな。

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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時

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