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《113》★ ページ20

病院にて______


やっとのことで辿り着いた。
彼女がいるのは205号室だそうだ。案外、小さめの病院である。
扉の前まで来ると一回、深呼吸をした。情けない事に事にこの部屋に入れそうにはない。それでも勇気を出して、ノックしてみる、2回。

A「どうぞ。」

少し元気さが欠けた声。彼女の声だと分かるとどうしても入るのをためらってしまう。

入るか……

僕は恐る恐る中を見ながら扉を開けてみる。一人にしては中々広い。中部屋、といったところだろうか。
一歩一歩、踏みしめて彼女の下へ。着いた時には彼女は硬直していた。

まさか、僕からやって来るなんて思わなかっただろうね。

A「いらっしゃい。わざわざ来てくれたの?」

作り笑いなのが見え見えだ。彼女にはそんな笑みなど、似合わない。

ヒカル「……君に会いに行けって上から命令されたんだ。」

A「やっぱり!ヒカル君、そんな顔してるし。」

隠しきれてなかったようで溜め息をついてしまった。

A「ところでさ、ヒカル君。何で私を避けてたの?」

突如、本題に入った。彼女の顔はいつになく真剣だ。

はぁ……話すしかないか……

.

.

.

.

.


ヒカル「僕は、君を嫌いで避けていたわけじゃない。」

A「そうだったの!?」

ヒカル「……むしろ、やきもちを焼いたんだよ。」

率直に言うより少し遠回しで伝えてみたが、相手が鈍感過ぎてもしかしたら伝わらないかもしれないという不安にかられる。
一拍おいて、彼女が口を開く。

A「良かった……私、ずっと嫌われてたのかと思って心配してた。ヒカル君に好きになって貰おうって思って事故に巻き込まれたの、馬鹿みたい。」

笑い飛ばす彼女の心中にも僕と同様にあの時は心配でたまらなかったのだろう。

.

.

.

.

.


____Aが事故に遭ったのが……僕のせいだとしか思えない……




−−−−−−−−−−


今日は作者コーナーやりません!
時間がやばいので;;
明日、3話分更新します!(*`・ω・´)

《114》★→←《112》★


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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時

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