灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part3]【ダンボール戦機WARS】

《143》☆ ページ50

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『____北極圏の所有権はロシウスに移ります。』

とか言われても……元々ここは誰のものでもなかったわけだし……

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ｳｳｰｰｰｰｰ…

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ウォータイム終了のサイレンが響く。
私の今日の任務は北極圏の監視と拠点の制圧。今日は何の仮想国の人物とも会わず、ここに来る事ができた。

____Aに会うと厄介な事になるのは分かってるけど……きっと今度……衝突するでしょうね。

避けたいものだがウォータイムとなれば偶然にも居合わせる事は少なくない。こういう感じで他のLBXから遠ざかって会わない事自体、あり得ないだろう。
コントロールポッドから出ると目の前に男子がいた。

確か……バイオレットデビルで知られている……

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???「お初にお目に掛かります。……法条ムラクです。」

そうそう、法条ムラク君よね。

???「初めまして。中等部2年のバイオレットデビルの子ね？」

ムラク「そうです。……貴方は、“ダイアナ”と呼ばれるプレイヤーでもメカニックの両方でも最近有名になりつつある……」

???「知ってたのね、私の正体。」

ムラク「イワン氏からです。」

???「……先生から、ね。」

本当はこの子にもあまり知られたくなかったのだが。彼はアラタ君と繋がっているという噂なのだ。いつ広まってもおかしくはない。

???「申し訳ないけど、名前は名乗らないわ。」

ムラク「……そうですか。了解致しました。」

???「ごめんなさいね。私の我が侭で……」

ムラク「お気になさらないで下さい。」

彼は絶対、気にするタイプよね。顔に出さないだけで……

???「……やはり、教えておきましょうか、私の正体。」

ムラク「秘密なのでは……」

???「もう、いいわ。」

Aとも、友人だとユウヤ君から聞いたしね。

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???「____私はね、華藤……シロアなの。」




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続編いきます！後でURL貼り付けますね!!

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