《142》 ページ49
頭に被っていた物を両者とも脱ぎ、顔を見合わせてから握手を交わした。
猿田「行け、星原。今なら間に合う!」
ヒカル「はいっ。」
久々のウォータイムなのか楽しみという気持ちが見え見えだった。彼が体育館からいなくなると、私に向き直って先生はこう言った。
猿田「観戦もご苦労だった。灰原はウォータイム出るのか?」
A「今日は……出ないんです。防衛なので。」
猿田「そうか。……なら、聞きたい事があるのだが。」
A「構いませんが……」
一応、承諾したものの、どんな話が私にふりかかってくるか分からない為、ドキドキしていた。
猿田「……コードネーム、“ダイアナ”を知っているか?」
A「“ダイアナ”……ですか?」
猿田「どうなんだ?」
A「知りません。第一、初めて聞きました。」
猿田「よく、ウォータイムで現れてるのだがな。」
A「最近、出てないからかもしれません……」
コードネーム“ダイアナ”……ジン兄さんみたいに素性を隠しているのかな……?
猿田「あまり警戒をする必要はない。“ダイアナ”はバンデットと対立してはいるんだ。」
A「つまり……バンデットとは関係性があるかないかは分からないにしろ、バンデットを倒す為に派遣された事は確か、なんですよね?」
猿田「そうだ。ところが、“ダイアナ”の所属する仮想国は分からない。」
A「そうなんですか……新たな問題の発生、ですね。」
猿田「まあ、そうなるな。」
彼との話が一段落ついたところで、私は猿田先生に一礼をしてから体育館をあとにしたのだった。
“ダイアナ”……最近、有名になったのかな……?
プレイヤーとして戦ってるなら会える筈……!
.
.
.
.
.
____探してみようかな、“ダイアナ”と呼ばれる人物を……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時