灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part2]【ダンボール戦機WARS】

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ﾎﾟﾁｬﾝ_____

一人ではちょっと心細い程広い浴室の中。湯に浸かっていると突然、眠気が襲ってきた。

もったいないけど、もう出よう。

体や髪を拭きながら、着替えを進めて、ブラシで髪をとかしている最中にバイブ音。
制服に突っ込んでいたCCMに手を伸ばして起動。メールは2通きていた。
1通目はアラタ君から、もう1通は……早速、お兄ちゃんからのメール。
最初はお兄ちゃんからのメールを開いた。

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“元気でやってる？僕だって本当は心配してるんだよ！卒業まで長いね……それでも途中に休みがあって帰って来られるらしいからその時はトキオシティに帰省してよ!!”

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お兄ちゃん……心配し過ぎ。

思わず、ふふっと笑ってしまった。続いてアラタ君からのメールを開く。

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“Aがここに慣れてきたら、LBXバトルしようぜ！”

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アラタ君はアラタ君でバトル好きなんだね……。まさしく、バトルバカって言ってもおかしくない気がする。

私はアラタ君に“いいよ。”と返し、お兄ちゃんの方は“もちろん！”と送信しておいた。

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____え……待てよ……？

休みあるって……どういう事……!?

そんな事、美都先生の口から“や”の字も聞いた事無かった。

さては……優秀な人しか休みがないんじゃないかな。

私は頭悪いしな……どうなんだろ。

寝ようと思ってベッドにダイブする前に、制服を畳み直して、机に置いておく。鞄には一応、CCMを入れておいた。
電気を消した暗い中、天井を見つめて小さく「おやすみ。」と呟き、眠った。

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夢の中______


???『A。』

A『……え？何でムラク、そんな格好してるの？』

ムラク『俺は王子役でお前が主役の……シンデレラだ。』

な、何この設定______

シンデレラ……え!?私、シンデレラなの!?!!

って、何で踊るの!?

ぇぇぇええええええええ!?!!!

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A「はっ……！」

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