灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part2]【ダンボール戦機WARS】

《86》 ページ42

動きの素早さに、目を奪われてしまった。
みるみるうちにドットフェイサーはバンデットのLBXに深い傷をつけ……ブレイク・オーバー寸前にまで追い込んだ。
ウォータイム終了間際にはアラタ君を守る為に援軍として呼び出されたヒカル君とハルキ君のLBXが負傷して横たわっていた。ドットフェイサーは片方のアームがオーバーロードに耐えきれずにもげた。そして、倒れた。

.

.

.

.

.


そこでウォータイムは終了を告げたのだった。

.

.

.

.

.


第1小隊の3人分のコントロールポッドの隣が何故か私達、第6小隊の2人分のが位置している。
開いた瞬間、私はアラタ君の所へと駆け寄った。
コントロールポッドが____開く。中には息遣いも荒く、汗を絶え間なく流しているアラタ君がいた。

アラタ「……はぁ、はぁっ……」

ハルキ「アラタ！」

彼の近くにサクヤ君を除いて第1小隊の皆が集まる。

ハルキ「大丈夫か!?」

アラタ「あ、ああ……」

そう言って、ふらふらした足取りで降りたつと、倒れてしまった。

A「アラタ君!!」

大丈夫なわけ……ないでしょ!?顔色、悪いのに……！

ハルキ「保健室に運ぶぞ！ヒカル、手伝ってくれ!!」

ヒカル「分かった！」

.

.

.

.

.


オーバーロード____やっと、アラタ君も手に入れたか……

でもね、それは同時に……たくさんの危険性を伴うのよ。

そういえば私も______

.

.

.

.

.


オーバーロード、使えるんだった……

A「守るよ、アラタ君。君も私もエゼルダームに行かない為に……」

彼をエゼルダームに行かせたら……皆が悲しむでしょ？

だけどね、キョウジ君もセレディ先生も喉から手が出る程、君を欲しがる。

____アラタ君、君だけは……LBXバトルを楽しんで……！

私はもう、プレイヤーじゃなくて、メカニックを目指すから……

.

.

.

.

.


その前に、私は保健室へと向かう事にしたのだった。





−−−−−−−−−−


夢主ちゃんはオーバーロード使えるんです！

A「当たり前でしょ！主人公なんだから！アラタ君より先にコントロールできるようになってやるもん！」

…だそうですw

夢主ちゃん時々キャラが掴めないのですが、元気っ子て事で頑張ります！

もうそろそろで…part3いきそうですねw

《87》→←《85》

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す