《82》 ページ36
美都「無理よ。もう、貴方はジェノックなのだから。」
セレン「何よっ、偉そうに……!上官だからって!!」
美都「……一応、貴方を教室に連れて行くわ。ここですが。」
セレン「人の話を聞きなさいよー!」
廊下に響き渡る程の金切り声でまくしたてるセレンちゃんに美都先生は呆れを通り越して無視を決め込んだようだ。
扉を開けて彼女に入るように促す。彼女は入ると即座に空いている席にどすっと音をたてて腰を下ろした。
美都「彼女は藍貴セレンさんよ。仲良くしてとは言わないけど、関わってあげて。」
言動から察するに、美都先生はセレンちゃんをあまりよく思っていないようだ。
美都「藍貴さんは第6小隊に配属させます。灰原さん、サポート宜しく。」
A「はい。」
ここに入ってくるときつくなるなぁ……セレンちゃん、私の事嫌ってるっぽいし……
セレン「嫌ね。私は第1小隊がいいわ。」
美都「瀬名アラタよりも酷い奴ね。」
セレン「……アラタって誰?ああ、あの……」
アラタ「何だよ何だよ……!!」
セレン「あら、ごめんなさい。私、貴方みたいな何とかなるだろうという精神で乗り越えようとする奴、大っ嫌い。」
カイト君の隣に座る彼女は平気で敵意を剥き出しにしている。
アラタ「そうかよ。わざわざ言う奴いるか!?」
セレン「いるわよ。……ここにね〜。」
アラタ「くっ……」
彼はセレンちゃんを睨むが、彼女も負けじと彼を睨み返した。
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美都「そこまでよ。瀬名アラタと藍貴さんはこの後、職員室に来るように。」
呆れて溜め息をついてから言い放った。
アラタ君とセレンちゃんはお互いに反省の色も見せずにだるそうに「はーい。」と言った。
美都「全く……反省の色もありゃしないわね。まあ、いいでしょう。では、瀬名アラタ、藍貴さん、ついてきなさい。」
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反抗する事なく、アラタ君とセレンちゃんは美都先生についていった。
教室内はまだ、静かなままだった。
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セレンちゃんの性格悪過ぎるのを目指した結果、こうなりましたw
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時