《sugar》鶤 ページ7
シロア「____“グラツィオーソ”……この学園で手に入れなければ進級したとしても卒業は困難であるオーバーロードに似た別の“チカラ”。」
A「“グラツィオーソ”……?」
シロア「ええ。この“チカラ”は既に茨アズサと姫百合ホノミが習得しているわ。」
私に……そんな“チカラ”があるなんて思えないし、何より手に入れるなんて無理だよ……!
思い知った。私がここで過ごしていく事の難しさを。現時点でアルテミスを3回だけしか優勝していない私にはあまりにも辛過ぎる。
シロア「……誤解してほしくないのは今までの経験の差で誰かと比べられている事を考えてしまってる事ね。」
A「どういう事でしょう?」
シロア「貴方はもう、その“チカラ”の源を持っているわ。確実に任務をこなせば誰だって“チカラ”は手に入る。」
彼女がモニターを指差して、「あれをご覧なさい。」と言った。
シロア「話は変わりますが。……あれは“スイーツファクトリー”。メテリアル……“材料”を運んで蓄える為の倉庫。それから時々、この時間に“グラツィオーソ”が発動できるか抜き打ちテストをするの。」
あの倉庫のような建物には、たくさんの“材料”が所狭しと敷き詰められていた。これは私のいる仮想国の所有しているものらしい。
シロア「“グラツィオーソ”が発動できるかのチェックは料理をしている時に分かるわ。発動できなければ……滑らかに調理なんてできませんからね……」
A「発動できない人はどうなるんですか?」
シロア「……ひたすら任務をこなして“スフォルツァンドキー”を集める事ね。」
またしても聞き慣れない語句が出てきた。
シロア「このキーは“チカラ”を発動させる為に必要なものよ。多く集めれば集める程有利で、他国との戦いにも好影響を及ぼすの。」
まさか、源っていうのは……
シロア「あら、気付いたかしら。そうよ、貴方のLBXの内部に1つ目のキーが組み込まれている。」
何という事だろう。私がこの道を進まなければならないなんて、思ってもいなかった。
私は只、インパクトがなくても自分の手でパティシエールになりたかったのに。
____その夢が儚く崩れてしまった。
.
.
.
.
.
シロア「貴方がここへ来るのを推薦したのは他ならぬ私。……夢を叶える為に、頑張るのね。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 愛ちゃんさん» こんな駄作でよろしければ!でも、私以外から見て、参考程度だと思える範囲までなら大丈夫です!o(^▽^)o (2013年11月20日 12時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
愛ちゃん(プロフ) - 最近自分も同んなじような話を浮かんでしまってパクるわけじゃないのでいいですか? (2013年11月18日 21時) (レス) id: 1ea4365fc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 0時