私？ただの巫女ですけど？part5

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貴女side




最悪


髪を完全に乾かさないまま寝たから、寝癖がやばい


こんなの誰かに見られたら………




貴女「帽子、被ろう」





うーん


変じゃないよね？


不安だな


_______
_____
___



今は昼食


焼きそば美味しい





真昼「なぁ、なんで部屋で帽子被ってるんだ？」


貴女「気分だよ。気分」


クロ「実は寝癖を隠す為だったり……」





うぐっ


もしやバレたか？


クロよ、お主は心眼の持ち主だったのか！？





クロ「ちげーよ」


貴女「え？なんで私の心の声が」


クロ「いや、紙に書いてるぞ」


貴女「え？」





自分の手元を見るとシャーペンと手帳があった


手帳には私がさっき心の中で思ったことが書かれていた





ゴゴゴ





怖い顔をした真昼が私の方に近づく


えっ、ちょ、マジ怖い


私はまだ死にたくない！





真昼「寝癖が酷いなら言えよ。直してやるから。とりあえず座れ」


貴女「はーい」





流石は主夫の真昼


怖い顔をしながら近づいてくるけど、行動は優しい


でも、なんでモテないんだろ？


家事スキルは完璧、運動神経抜群、性格良しなのに





貴女「あっ！勉強はボチボチだからか」





いや、勉強は関係ないな


うーむ、分からん


私の謎の１つだな


忘れないようにメモしとこう

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