トリップした未来が視える喰種は傍観者じゃなくなった…?【東京喰種】【Dグレ】

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リンク「初めまして。本日から君を監視することになったハワード・リンク監査官です。
これは御近づきの印に私が焼いたパンプキンパイです。良かったらどうぞ」

任務から帰ってきて、皆で食事をしていた時、一人の男がパンプキンパイ?……というのを持ちながらアレンに言った。

…あー、危険人物にでも登録された？
【絶対方舟操作出来てたから怪しまれてるよ】

イノセンス状態の氷牙が言ってくる。

まぁ、方舟はこれからにも便利だし、利用できると思うけど、敵側に裏返ったりしたら…ね。


そう、騒ぐラビとアレンの横を素通りして自室に戻る、…任務は無い。
壊した盗聴機はまた直ぐに付けられた。
コムイは何か辛そうな顔をしてた。
俺はお前らの味方じゃないよ。


───


アレン「…14番目？」
リンク「ノアの一族から抹殺されたノアの事です。正確な姓名が分かっていないのと、元来13人であるノアの一族にその人物は14人目として生まれたため、
『14番目』という通り名で呼ばれています。
…ご存じありませんか？」
アレン「！……それに僕の監視とどう関係あるんですか？」

ﾄﾞｽﾝｯ!!と置かれた沢山の書類。

リンク「……まず、いくつかの質問に答えて頂きます。書面におこしましたので明日の朝までに全て記入してください」
アレン&ラビ「「多ｯ!?」」
アレン「どれだけあるんですかっ！」

そう言いながら一枚書類を手にとって見る。

ラビ「…あいやー、ビッシリ！一晩で終わんの？」
リンク「………此処は煩いので書庫室に移動しましょう」
アレン「えっ、書庫室に朝までｯ！？」
ラビ「…あっ、じゃあ俺も本読みに《リンク「遠慮して下さい」え“っ」

ピシャリと断られ少し項垂れるラビを余所目にアレンが“ご飯食べれますよね！？“とか騒いでいる。
そのまま二人は書類を持って食堂から去った。

ラビ「…ホクロふたつめ……」

ミランダ「このパイ凄く美味しいわ」
ジェリー「あら？中央のボーズどっか行ったの？折角お茶持ってきてやったのに なーによ！」

ミランダ「中央のボーズ？」
ジェリー「あっ、ミランダも会うの初めてだっけ？教団を作った所の役人よぉ」
ラビ「俺らを見張る番犬さんさ」
ぐんぐん、と人差し指を角のように頭に立てる。

ミランダ「…犬なの？」

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