呟き ページ50
「りおん…?」
そういわれるとその子はばっと立ち上がって上杉くんの方にかけていき…
なんと思いっきりのハグ!
うわあ…
心がズキっと痛む。
「かずのり〜!会いたかったよー!!」
そんな私のことはもろともせずに今尚抱きつくりおんさん。
そして上杉くんはなんでもないようにその子の肩をぽんぽんと叩いた。
あれ?
上杉くん、女子嫌いなはずじゃ…
私が首を傾げていると上杉くんはりおんさんを無理やり引き剥がすと私の方へ向き直ってこう言った。
「こいつは幼馴染の並木莉音。こんな身なりだが、正真正銘の男だ。」
お、おとこおおおお!??
☆
うん、とてもびっくりした。
だって全然、わからなかったんだもん…
話によるとしゅうたさんは莉音さんの双子の兄らしい。
うわあ、二人ともイケメン…
あんまり男子に興味がない私もこればかりは目が輝いてしまう。
すごいなあ…
「かっこいい人の周りにはやっぱりかっこいい人がいっぱいいるんだね…」
思わずそう呟いた。
あ、っと思った時にはもう遅くて…
「ち、違うの!ただ、普通にびっくりして…」
言い訳にしか聞こえないかあ…
本心ダダ漏れ。
で、となりの上杉くんからはなんともいえないオーラが…
ああ、絶対怒ってる!!
怖くて横向けないよ…
「…ういう…」
ういう?
「そういうことは本当に好きな人にしかいっちゃだめなんだよ…」
え?
「期待しちゃうだろ、俺が…」
そういう上杉くんの顔は真っ赤で。
それを見てるとこっちまで赤くなってきて…
「わお、お二人さんってそーゆー関係?」
「公共面前でお熱いね…」
性格が似ても似なくてもさすが双子。
いきぴったり。
「ち、ちげーよ!!こいつにはちゃんと彼氏が…」
「待って!」
今のタイミングじゃだめかもだけど…
「私、若武とは別れたから。」
「…は?」
「だからこれからはそうい…」
「なんでわかれたんだよ…」
え…
なんでって…
本人の前じゃ言えないんだけど…?
「もしかしてお前、他に好きなやつでもできた?」
☆
はい、こんなところですがお話がいっぱいなので続編に移行しますー。
お手数かけます!
すいません!
続編も応援してもらえたらとてもとても嬉しいです♪
では!
上杉奏
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心結 - 私、上彩大好きなので、このお話とっても面白かったです‼上杉君と彩ちゃんが聴いていた曲の原曲を教えてください‼本当に面白かったです‼これからも面白いお話を書いてください‼ (2022年3月20日 19時) (レス) @page17 id: 8499dda6bc (このIDを非表示/違反報告)
上杉奏(プロフ) - 夢月さん» あれは私がなんか勝手に作ったものです〜wこんな感じの歌あったらいーなー的な感じでw あ、あとこの話も読んでくださってありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2018年8月15日 22時) (レス) id: 7c3b5f2f13 (このIDを非表示/違反報告)
夢月 - 曲で出てくる,自分の意思わからないままただ流されてって何の曲の歌詞ですか? (2018年8月15日 20時) (レス) id: 67f263e71b (このIDを非表示/違反報告)
上杉奏(プロフ) - 杏梨さん» ありがとうございます!不定期ですが頑張ります♪ (2018年1月22日 21時) (レス) id: adb9575f48 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨 - 更新楽しみにしています!! (2018年1月22日 19時) (レス) id: e98c97ccbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:上杉奏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時:2017年8月16日 22時