。.✽・3.理解(及川side ページ4
『_______まだ好きなんでしょ、飛雄のこと』
ホントは俺も気づいていた。
その事に。
なのに知らないフリして、もう別れたしって言い聞かせて、気づけば告白していた。
それくらい、好きだった。
いや、
好きなんだ。
中学で出会った時から。
でも出会う機会をくれたのは飛雄だったしなぁー。
出会った頃にはAちゃんは飛雄の彼女だったし。
飛雄、、、恨みたいけど恨めないな〜
…そゆところもムカツクんだけど!
「どうだったんだよ。」
あー、岩ちゃん。
「まんまと振られました☆」
「だろうな。俺でも振る。」
ひどっ、酷くない!?
「ヒドイッ!なんで振られてる人見て慰めの一言もかけれないの!?」
「……いや、かけるぞ。知ってたしな。お前の我慢。中学から好きだったろ?」
「…うん、そうだよ。そうだった。」
俺は自分に言った。
ほら、やっぱり岩ちゃんはこういうところが本当に優しい。
「でも、どうせ諦めねーんだろ」
さっすが岩ちゃん。
「そう!俺が諦めるわけない!俺モテるし?いつかは…!」
「あー、やっぱり俺なら振る。」
「うわ、ヒドーイ!嫉妬ですかー!?」
俺の大声が体育館に響いた、。
いつもなら呆れながらもみんなは普段通り騒がしい。
なのに
今日は俺の叫びは虚しく空気に溶けた。
“まるで俺の気持ちのように”とか言ってみたりして。
こう見えてさ、どーしようもないことってこの世に結構あるんだよな。
普段考えないようなことまで考えてしまう。
恋って、恋病って、一言で表せないからそういう言葉があるのだろう。
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推しが命 - ろーるけーき☆さん» (๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年10月5日 21時) (レス) id: 93d0ee5ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - 推しが命さん» がんばるっっ! (2022年10月2日 8時) (レス) @page3 id: 9671006e47 (このIDを非表示/違反報告)
推しが命 - ろーるけーき☆さん» 頑張ってねぇぇ!! (2022年10月2日 4時) (レス) id: 93d0ee5ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - 推しが命さん» そう??嬉しいぃぃ(泣)ありがとうーー頑張るますぅ〜〜 (2022年10月1日 22時) (レス) id: 9671006e47 (このIDを非表示/違反報告)
推しが命 - 面白い!えっ、私よりくっそ文才が神じゃね??応援してるよ〜!! (2022年10月1日 22時) (レス) @page6 id: 93d0ee5ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるけーき☆ | 作成日時:2022年10月1日 20時