進撃のマフィア.【進撃の巨人】 (ページ5)

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○ ４ページ5

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『気が変わればいつでも来い』

そういってジークは出ていった。

私が揺るがないことも

ジークの元へ行くことはないということも

多分全部分かっている体でそう言ったのだろう。

「・・あまりにも重い選択だよ」

私は

ジークの命を背負えるほど強くない・・

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＿＿1週間後.

ウルフは動き始めた。

相手はもちろんcuore(クオーレ)。

アジトはすぐ隣の街らしく、

移動に手間はかからないみたい。

正直いって、ウルフは強い。

特別挑発的な活動をする訳でもなく、自分達のペースで、でも確実に相手を潰していっている。

だからジークはわざわざここに来た。

男「お前はここで大人しくしてろよ」

大人しくも何も、こっちからは動けないっての。

部屋のドアは、人が出入りする度に自動的にロックがかかる。
内からは絶対に出られず、ウルフは全員そのためのカードキーを持っている。

私は持っていないから、当然出られない。

「・・・(私はどうすれば)」

はっきりしない自分にいつまでも不安を抱いた。

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「・・・にしても、さっきから騒がしくない？」

ドアの向こう側からは、聞き取れはしないが騒ぎ声が響いている。

もうすぐ出発の時間だけど

何かあったのかもしれないな。

私には関係ないけど

と眠りにつこうとしたその時

ードカアアアン！

「！！？」

明らかに大きすぎる銃声と破壊音が鳴った。

同時に騒がしさが増し、アジト中が今までにないくらいうるさくなった。

この部屋には窓がないため外の様子など確認できない。
どんどん落ち着くにも落ち着けなくなって、とりあえず部屋中を歩き回る。

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『敵襲だー！！！！！』

「！」

・・・敵襲？

もしかして・・・cuore？