進撃のマフィア.【進撃の巨人】 (ページ3)

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○ ２ページ3

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男「またよろしくな～、Aちゃん♪」

「二度と来んな(ﾎﾞｿｯ」

ああ、

・・・汚い。

数え切れないほどされているのに

どうしてもこの気持ちだけは拭えない。

気持ち悪くて

身体中に鳥肌が立つ。

この部屋は無駄に設備は整っているので

TVやソファ、もちろんお風呂もある。

だから、行為が終わればすぐにお風呂に入る。

体に残った跡は

決して消えないけれど。

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『＿＿＿という情報がまた入ってきました』

お風呂から上がり

準備された白のワンピースを着る。

準備されたというか、この服しかないのが現状。

何十着もあるのに全て同じ服なのだ。

けど、生活に支障はない。

普通に暮らしていると思う。

ただ、

男の道具として使われ

暴力を振られ

閉じ込められているというだけ。

この部屋で見たものを

自分の目で見られる日は

きっとないだろう。

『当マフィアは最近勢力をあげており＿＿＿＿』

先程からTVに映されるものに目を向けると

見慣れない名前があった。

「・・・cuore(クオーレ)？」

頭の片隅で、何となく残っているような・・・

「！そうだ」

いつか来た男がぼやいていたのを思い出した。

＿急に現れて一夜で一つの団を落としたマフィア、

"cuore(心臓)"

『若者ばかりが集まった団らしく、

たった何十人の組織みたいですね』

『それが、また人数が増えたって情報も。

この世界を変えるきっかけになるかもしれませんね！！』

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この世界とは

マフィアが頂点の世界。

その国や地域についたマフィアによって

一般人の生活が変わってしまう。

マフィア同士の戦いで負ければ縄張りが奪われ、

勝てばまた勢力をあげることができる。

「どっちにしろ、くだらない」

暴力沙汰でしか自由を奪えないだなんて

どれほど見苦しく汚いことだろうか。

・・・まぁ

その汚い部類にいる私が言えたもんじゃないか。