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雫が二十七粒 ページ29

凛side



あ、そういやぶりっ子の真似忘れてた。


まいっか。今からすりゃいい。



「それでぇ、Aちゃんはぁ、家なんですかぁ?」



また雰囲気が戻った私に乱歩さん以外全員驚いているが知らん。


てめぇらに用はない。



「家で安静にしろとは太宰が言ったけど。」



絶対に安静にしてない。


あの子絶対に街を歩き回ってる。てか遊び回ってるよ。


絶対に。



「今は***の**ゲームセンターにいるよ。」


「有難うございますぅ。それじゃあ私ぃ、早退しますねぇ。」




そう言って探偵社を出ようとすると、太宰さんに前を立ち塞がれた。



「またAちゃんを苛めに行くのかい?」



、、、はぁ、めんどくさい。


って思いながらもここまでAのことを思ってくれて嬉しいと思う私は重症だろうな。


フッと自分を笑うと太宰さんみ眉間のシワが少し寄った。




「何がおかしい。」


「別にぃ?私はぁ、ただ太宰さんがぁ、私にぃ構ってくれてぇ、嬉しいなぁってぇ。」



んな訳無いけど。


そう思いながら太宰さんにそう言う。


乱歩さん、笑うな。気付いてるからね?抑えているようだけど気付いているからね?




よし、今だ。




太宰さんのほんの少しの隙で太宰さんの視界からあたかも消えたかのように動き、探偵社の扉から出る。



まぁ、黒○のバスケのミスディレクションみたいなものだよ。



「っ!?何処に行った!?」



外に行った←←



さてと、とっととAのところ行きますか。



あ、その前に着替えないとな。


流石に此の服は目立つだろうし。

雫が二十八粒→←雫が二十六粒



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狼狐(プロフ) - 必殺!一気読み!!▼狼狐は一気読みを繰り出した▼ ←マジです。1時間で読み終えました(遅)感動し過ぎで泣きました。最初悪女に成り切れない悪女ってどゆこと?って思ってましたがこーゆーこととは・・・・!納得です★あぁ、続きが見てぇ・・・ (2022年2月12日 17時) (レス) id: 563f93d61f (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - 感動のあまり、涙が……泣けました。コレってアニメ化しないんですか?(冗談です)続編が見たいです。あ、でも、コレで終わりってなるのも味的に良いかも……うあ、でも…………見たい!見たいです!!! (2021年7月3日 15時) (レス) id: 3b5cd0d846 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 味付けのりぃさん» そう言って下さり有り難うございます! (2019年8月9日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)
味付けのりぃ - あああぁぁぁ…まじで涙出たぁぁぁぁ…いい話すぎる(?)この作品を作ってくれてありがとうございます…!こんなん泣くしかねーわ(( (2019年8月9日 1時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 557*ココナさん» この作品を読んで下さり有り難うございました!! (2019年7月29日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨル | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月3日 1時

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