1話 カメラ ページ2
『ん?』
さっきから視線感じるなって思いながら写真を撮り続ける
ふとヤクルトベンチにカメラを向けると長岡選手と目があった
私と目があうと急いで目をそらしてしまった
『ふッ 可愛い・・・』
顔が真っ赤な長岡選手 なんで顔赤いんかなって思いながら写真を撮る
試合は阪神が勝ち
いつもの居酒屋で一杯やろうって思い入る
「あーい、いらっしゃーいいつものとこ空いとるよーAちゃーん」
『ありがとうございます〜』
ここの店長さんとは仲良くさせてもらっている
「何にする?」
『生ー』
さっきの写真を見ながらビールを飲むのは格別
「今日珍しいお客さん来とるで」
『え?wそーなんや』
ここの居酒屋は常連客しか入らないから初めて入る人は珍しい
「後ろのお座敷に座っとるで」
『ふーん・・・あッ』
珍しいお客さんがさっき試合中目があった長岡選手と村上選手と山田選手がいて目が飛び出しそうになった
『大将・・・ヤクルトの選手や・・・』
「ほーん、そーなんや阪神しか知らんから分からへんわ」
盗み聞きは悪いけどどんな話してるか気になるから聞く
村上「秀樹さぁ〜試合中顔真っ赤立ったけどどうしたん?」
長岡「暑かったから顔赤かったんじゃないかな〜」
山田「こいつ女性カメラマン見とったで」
村上「wそうなん?」
長岡「・・・」
黙っちゃってるじゃん(笑)
痛いとこ突かれて
山田「図星やなw」
長岡「もういいでしょその話」
村上「wしつこいと嫌われるよ哲さん」
「Aちゃんさー今日撮った写真見せてくれへん?」
『あーいいよ』
カメラを取り出して撮った写真を一枚一枚大将に見せる
「やっぱプロはちゃうわー俺が撮ったらおかしなことになるわw」
『えー一回とってみてーや』
「おぉええの?どこ押すん?」
『えーっとここを押せばいいよ』
大将が何枚か写真を撮る
おかしなことなるって言ってたけどめっちゃ画質きれい
『大将才能あるで!』
「え?ほんま?嬉しいわ〜」
写真の話題でワイワイしてると後ろから声かけられた
山田「お姉さんちょっとええ?」
『え?あ、はいー』
何か悪いことしたかなって思いながら山田選手の横へ座る
『なんでしょーか』
山田「長岡がお姉さんと喋りたいって言っててええかな?」
『あー大丈夫ですよ』
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作成日時:2023年11月7日 1時