★love ページ2
「『love』って…あの略語のこと?」
「まさか!純粋な『愛』の事だよ!」
Inkは手を広げて大げさに否定した。
「暴走したSansたちに、誰かを愛する心を思い出させるんだ。そうすればErrorの支配を脱することが出来る。」
「この役目はどのSansのことも心から愛しているAちゃん、キミにしかできないんだ。」
うっ…急に目を真っ直ぐ見つめられて名前を呼ばれると…
私は顔が赤くなってしまった。
「ふふ、照れてる?Aちゃん、かわいいよ!」
「も、もうからかうのはやめてよInk!」
私は顔を真っ赤にしたまま俯いた。
「ごめんね!でもとにかくキミの力が必要なんだ!いいよね?」
「…うん、私の大好きなSansたちを守るんだ!」
私は拳を握りしめ、前を向いた。
これがケツイを抱くという感覚なのだろうか。今なら何でもできる気がする。
「でも、Sansたちって暴走してるんだよね?愛とか呑気なこと通じるの?」
「大丈夫!それは心配いらないよ!Sansたちは自分の世界を破壊しようとしている訳だから、外の世界から来た者は破壊しようとせずに、普通に接してくれるはずさ!」
「そうなの…?」
「とにかく!Aちゃんにボクと同じようにAU間を自由に移動できる能力を分けてあげるからね!」
私が不安がるのを遮ってInkは私に虹色のインクをぶっかけた。
「きゃあぁーっ!!かけるならかけるって言ってよね!!」
「いや〜ごめん!でもAちゃんって怒った顔もかわいいなぁ、へへっ!
これで、キミはAU旅が自由自在に出来るんだ!ほら、早速適当なシャボン玉に入ってみるといいよ!」
Inkに促されるがままに私は目の前にあった適当なシャボン玉の中へ入った。
「健闘を祈ってるよーっ!Aちゃーーん!」
元気に手を振るInkの姿がぼやけ、やがて見えなくなった。
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syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる、、、!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ(( (2022年7月5日 18時) (レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました! (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるけぃき | 作成日時:2017年12月17日 19時