【太宰治】この度タイムトラベルして父が生きてる未来を作ることになりました。誰か異議ある人はてぇーあーげてぇー！

作の暴走 ページ37

ふと気づくと辺りは白かった。



貴「…ん？」




ここは…確か



？「よう。」



ふと声がして後ろを振り返る。



そこには…



貴「…なんだ、作か。」



白い背景には良く映える赤い髪を揺らし近づいてきた。



作「嗚呼。…太宰とは会えたんだな。」



さらっと言う作。



貴「え なんで知ってんの？」



作「お前と俺の仲だろ？」←



貴「待って知り合って一日。」



なんとなくわかってたけど作って天然なんだね…。



貴「stoker…？」



作「…発音いいな…。」



貴「…色々突っ込みたいのは山々なんだけど取り敢えず一つ。






否定して？」







ストーカーなんかじゃない、って言ってくれ！





作「…。」




貴「え？」




作「ん？」




貴「…否定。」




作「…すまん。」




貴「オイ。」



作はふいっと私から顔を逸らす。



ただし仏頂面は相変わらずだった。



作「まあその、厳密には違うんだ。」



貴「しかし、ストーカー紛いの事をしたと。」



作「だってそのためにいるからな。」



貴「開き直った。」



“そのためにいるからな”？すごいな。



此処まで開き直れればストーカーでも何でもできるね！←


お、俺はストーカーをする為に生まれてきたんd((殴


…的な？←違う。



作「俺とお前は近いところにいるが、実際は遠い所にいる。」




貴「え、何まさかの中也病？


あ、ごっめーん！間違えた厨二病？」


作「…？俺は大人だぞ？


…もっと言うと俺は学生というものをした事がないが…。」



貴「まさかの此処で天然かましてきた。」

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