６代目みぃちゃん推し。５２ ページ23
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み｢既に襲名されてるメンバーの魂に選ばれるって...そんなこと聞いたことないよ...｣
とぼとぼと寮までの帰り道を歩くみぃちゃん。普段は、バス移動なので徒歩で寮まで帰ることは殆どないが、そのバスはもう寮の車庫にあり、マネージャーに迎えに来てもらう気にもなれず、そして電車に乗ってファンに騒がれでもしたら面倒なので徒歩を選んだ。
み｢(彼方はきっと、憧れの人を追ってるから似ちゃったんだろうな...分かる。わたしもそうだもん...５代目みぃちゃんに憧れて00になった。あんなふうに格好好く踊りたい、綺麗な声で歌いたい、優しい笑顔でみんなを笑顔にしたいって思わせてくれた。夢をくれた。00は女の子にとって、大切で大切で仕方のない場所...)｣
みぃちゃんの脳裏に、幼い頃の記憶が蘇る。鮮明に輝いているあの日の記憶。本当にやりたいことに巡り会えたあの場所。全てのはじまりは、みぃちゃんがまだ五歳にも満たないその日に始まった。
センターノヴァと呼ばれ、ポジション0という唯一無二の居場所に立っていた人物の一人―――５代目峯岸みなみは、数多のセンターノヴァの仲でも別格と呼ばれていた。ステージ上でのオーラもそうだが、５代目みぃちゃんは戦闘能力が非常に高く、LASの操縦は00屈指と呼ばれたほどの腕前であった。ファンも圧倒的な彼女のオーラに惚れ、シングル選抜総選挙での彼女の順位は常に一位だった。
慣例では、センターノヴァの資質を持つ者というのは決まっていた。大抵は前田敦子や大島優子、高橋みなみ、指原莉乃などの有力メンバーの名を襲名した者がセンターノヴァになる確率は格段に高いとされていたのだ。その次に可能性があるのは、オリジナルメンバーで選抜に入っていた人物の名前を襲名した者。６代目ゆいはんが良い例だ。
そんな中で、峯岸みなみのセンターノヴァ率は格段に低く、センターノヴァとなったのは５代目みぃちゃんが初めてだった。そして、その次を継いだ６代目みぃちゃんは、先代が塗り替えたその歴史を慣例にしようと考えていた。つまり、“次のセンターノヴァになる”という夢を掲げているのだ。
み｢(こーいうとき、美果子さんだったらどうするんだろ...５代目峯岸みなみとして、仲間と仲間の間に挟まれたとき、どうやって切り抜けるのかな)｣
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しおん(プロフ) - 続きが気になります!! (2018年8月22日 11時) (
レス) id: ad10cb5316 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - すみれさん» 返信ありがとうございます！ゆきりん良いですよね〜！私は、まゆゆが大好きです！笑本当ですか！？すっごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月21日 20時) (レス) id: 1dab25db87 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 返信遅れて申し訳ありません！応援ありがとうございます!!この展開は結構思い切ったなと自分でも思うのですが、ゆきりんも凄く好きなのでお姉さん役にしちゃいました(笑)皐月さんの作品、わたしもいつも楽しく読ませて頂いています！ (2017年8月18日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます♪これからも頑張ってください！楽しみにしています(^^)しかし、みいちゃんのお姉さんが5代目ゆきりんだった事にはかなり驚きました(O_O)w (2017年8月15日 20時) (レス) id: 2720592937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2017年8月12日 22時
